そんなに深くはない。
いつもの藤の木農道で一休み。
すっかり稲刈りが終わっていた。
この日は暑くも寒くもない、
しかもほとんど風がない。
よし、
今日は88NSRを走らせると決めた。
シートカバーを外して、
88を前に押し出す。
まず、チェーンオイルを刷毛に吹き付け、
レジーナチェーンに塗布する。
そしてキルスイッチをオフして数発キックする。
これでクランクとピストンにはずみをつける。
引っかかりもなく問題ない。
次にキルスイッチオンしチョークを引いて、
スロットルをわずかに開けて
大きくキックする。
バランバンンバンバン?
この日は一発で目覚めてくれた。
4ストとはまつたく違うエキゾーストノート、
チャンバーから紫煙を吐き出す。
しばらく暖気しながら、
左右のウインカーとストップランプの点滅を
確認する。
そして出発。
3速でしばらくの間低速で慣熟走行してエンジン
を温める。
その後4速/4000rpm前後までまわし
水温計の針が60度を超えるまで待つ。
けして高回転まで回してはいけない。
なにせ1988年製造の旧車だ、
無理は禁物だ。
名栗湖有間ダムに到着。
前後タイヤに手をかざしてみたら、
充分暖かい。
いい感じだね。
しかもほとんど風がない。
よし、
今日は88NSRを走らせると決めた。
シートカバーを外して、
88を前に押し出す。
まず、チェーンオイルを刷毛に吹き付け、
レジーナチェーンに塗布する。
そしてキルスイッチをオフして数発キックする。
これでクランクとピストンにはずみをつける。
引っかかりもなく問題ない。
次にキルスイッチオンしチョークを引いて、
スロットルをわずかに開けて
大きくキックする。
バランバンンバンバン?
この日は一発で目覚めてくれた。
4ストとはまつたく違うエキゾーストノート、
チャンバーから紫煙を吐き出す。
しばらく暖気しながら、
左右のウインカーとストップランプの点滅を
確認する。
そして出発。
3速でしばらくの間低速で慣熟走行してエンジン
を温める。
その後4速/4000rpm前後までまわし
水温計の針が60度を超えるまで待つ。
けして高回転まで回してはいけない。
なにせ1988年製造の旧車だ、
無理は禁物だ。
名栗湖有間ダムに到着。
前後タイヤに手をかざしてみたら、
充分暖かい。
いい感じだね。
その後、しばらく名栗湖の秋を楽しんだ。
名栗湖からの帰路、
いつもの山王峠入口交差点でのことだ。
めずらしく前を走る車がいない。
これはチャンスだ。
勢いよく山王峠を駆け上った。
下りでノロノロ走行のCB1100を追い抜き、
連続S次コーナーに入った。
*ごめんね
すごくいい感じだ。
瞬時に左から右に切り替えし、
さらに左に切り返す。
その立ち上がりで前走のちゃりんこ軍団
を追い抜いた。
*ごめんね
頭をカウルサイドまで伏せ、
左右のステップワークと素早いバンキング
の連続動作で可能なコーナリングだ。
そのとき前後に履いているダンロップα13の
ウルトラグリップが助けてくれた。
一筆書きのようにスムーズで切れ味
鋭い連続コーナリングがぴたりと決まった。
NSRの真骨頂をみせてくれた。
こういう感動的なコーナリングは滅多に出来ない。
やはり88NSRはCBR250RRよりも軽量
なので、こんなコーナリングが出来たに違いない。
また、当時としては最軽量なマグテックホイールの
威力もあるだろう。
NSRには
コーナリングを邪魔する、
あの忌まわしいクランクマス、
からくるジャイロ効果など皆無だ。
*突き進もうと力
しかし、はっきり言うと、
88は最強ではない。
たしかにリミッターカットしたわたしの88は、
ダイノジェットで52ps(後輪)を記録したことがある。
250ccバイクとしてはパワーがあるほうだと思う。
しかし、コーナリング能力は、
ガルアームNSR(MC21)のほうが上だ。
88のハンドリングは難しい。
当時から曲がらいバイクとして有名だった。
しかし、それを乗りこなしたときの爽快感は88に
しかないと思っている。
速いバイクはいくらでもある。
しかし、88NSRでしか味わえない世界がある。
いままでさまざまなスポーツバイクを走らせてきた。
それでわかることもある。
たんに速いとか遅いとかいうことではない。
1000cc4気筒SSはエンジンが横に幅広く、
クランクシャフトが重いのでクランクマスにより、
ジャイロ効果が強く出る。
それが切れの良いコーナリングを難しくしている。
わたしのバイク(bimota)はFZR1000やGSX-R1100などの
古い4気筒エンジン(クランクが重い)だったので、
いまの新型R1や2016ZX1-R(クランクが軽い)
はかなり違う印象なのかもしれない。
しかし、エンジンの幅が広くバイクが重いことには変わりない。
1000ccバイクをワインディングで縦横無尽に走らせる
ことは私には無理だったね。
88のハンドリングは難しい。
当時から曲がらいバイクとして有名だった。
しかし、それを乗りこなしたときの爽快感は88に
しかないと思っている。
速いバイクはいくらでもある。
しかし、88NSRでしか味わえない世界がある。
いままでさまざまなスポーツバイクを走らせてきた。
それでわかることもある。
たんに速いとか遅いとかいうことではない。
1000cc4気筒SSはエンジンが横に幅広く、
クランクシャフトが重いのでクランクマスにより、
ジャイロ効果が強く出る。
それが切れの良いコーナリングを難しくしている。
わたしのバイク(bimota)はFZR1000やGSX-R1100などの
古い4気筒エンジン(クランクが重い)だったので、
いまの新型R1や2016ZX1-R(クランクが軽い)
はかなり違う印象なのかもしれない。
しかし、エンジンの幅が広くバイクが重いことには変わりない。
1000ccバイクをワインディングで縦横無尽に走らせる
ことは私には無理だったね。
長年走らせてきた88NSRとはまるで違う世界だったわけだ。
まっ、そういうことです。
ではでは//