やっと念願が叶った。
カワサキ・ニンジャ H2をはじめて見ることができた。
場所は東村山のカワサキ専門店だった。
第一印象はというと、
えっ、バイクが小さいよ。
バイク雑誌やweb上の写真を見ていた感じでは
ZZR1400並の大きさだと思っていた。
しかし、実物は小さい。
あの迫力のフロントカウリングと2本出しのマフラーが
バイクを大きく見せていたんだ。
この2台はすでに売約済みだ。
ところが、帰りに瑞穂のバイク屋に寄った
ところ、ここにもH2があるではないか!
もちろん売約済み。
柵にに囲われて触れられないように
ガードされていたが、
前から、左右から、後ろから
じっくりと拝見した。
斜め後ろからの姿が一番美しいと思った。
ギュット絞り込まれている。
パイプトレリスフレームが細い、
貧弱だとする話を聞いたことがある。
しかし、私はそうは思わない。
充分な剛性を確保していると思う。
フレーム前部はがっちりと4気筒エンジンを
取り囲んでいる。
最新の倒立フロントフォークとブレンボ
モノブロックキャリパーのフルブレーキング
に耐える。
後半が貧弱に見えるが、ここはこれで良い。
スイングアームはクランクケースに取り付けられている。
この前半と後半部分の剛性差によりコーナリングに必要な
ねじれを生み出すことができる。
いわゆるピポットレスフレームの一種だと思う。
また、パイプトレリスフレームとするこで、
熱がこもらない、抜ける。
しかし、最近流行りのアルミ鋳造フレームと違い、
コストがかかる。
フレームに仕立てるために専用溶接ロボットを
使い時間がかかるので基本的に量産には向いて
いない。
NinjaH2のような高価なバイクでしか
実現できない方法だと思う。
これはかなり良い。
H2はかつてのパイプフレーム4気筒bimotaモデル
を見るかのような錯覚を覚えた。
素晴らしい!
すでに2014年暮れと2015年に2回行った予約受付により
あっというまに完売した。
これで終わりなのか?
いや、2016年モデルとして再度チャンスがあるそうだ。
実はミラー塗装は傷が付きやすいということで、
カラーリング方法を変更するそうだ。
しかし、ミラー塗装こそH2のオルジナリティを表している。
今後プレミアがつくかも?
しかし、その扱いはデリケートだ。
このカワサキ ニンジャH2、
久々に購買意欲を刺激してくれる1台となった。
さて、どうしたものか?
私の本命はH2できまりだ!?
カワサキファンの熱い支持により
伝説の名車となることは間違いない。
もう一台ある。
それは新型パニガーレRなんだが、
これは来年WSBKチャンピオンを獲得できれば
と考えている。
もしかしたら、Lツインスーパーバイクの最後を飾る
1台となるかも?
いま一番注目されているスーパースポーツバイク
を購入してインプレッションを書く。
そそられる企画となるだろう。
さて、どうやって購入資金を用意する?
そこが大きな問題だ。
2007年頃、デスモセデッチRR購入にチャレンジ
したが資金を用意することができなかった。
そのときは正攻法すぎたことが敗因だった。
いまならやりようがあると思う。
また、RRにこだわらなければTesi1Dは手放すことは
なかったかもしれない。
RR購入の一部にしようと購入した999Rは無駄になった。
それは将来パーニガーレR購入にばけるかも?
それはまだわからない。
私は住宅ローン支払いとバイク購入は健康維持の
目的があると考えている。
金があると大食い、大酒に消える。
もちろん肥満と成人病が急激に進行した。
一時期95kgを越えていた。
給料はすべて消えていった。
いまはそこから25kg減量した。
食べない、飲まないで、
毎日歩いて通勤したので自然と痩せたが、
成人病はなかなか改善しない。
好きなバイクを購入して走らせることで
それ意外の欲望を抑えることができた。
命を長らえることができたと思う。
しかし、最近は適量を食べないと健康を維持
できなくなったので、
ようやく過度の食欲を抑えることができるようになった。
最近CBR250RRを名栗湖に走らせことが多いが、
最近、それだけでは物足りなくなった。
また、凄い1台を走らせたと考えている。
デスモセデッチRRについては、
その後円高の恩恵で海外から安く購入するチャンス
があったが、そのときはすでに冷めていた。
気持ちが乗らなかった。
パワーモードセッティングとトラクションコントロールがない。
リア16.5インチ専用タイヤ。
LツインスーパーバイクはパニガーレRとなり
急激に進化した。
スーパーレッジェーラの登場。
etc。
すでにRRは歴史的な一台となりつつある。
それはコレクターのみなさんにお任せしたい。
オートバイは走らせて楽しむものだと思う。
Ninja H2の場合もご縁があったら
2年も走らせれば充分だろう。