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Channel: アドリア海のフラノ -SINCE 2006-
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Indianapolis 2014 Action

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この3本のビデオは、
いまのMotoGPトップライダー/ファクトリーマシン
実情を表している。
まず、ドゥカティは一発の速さはあるものの、
それを維持できずにズルズルと後退する。
いつものパターン。
Ducati GP14の限界を示している。
もはや細部の改良だけではトップに追いつけない。

次にヤマハはホンダに迫る勢いだが、
後一歩と届かない。
結果だけを見るとそう思えてしまう。

そしてマルケス/ホンダ。
レーススタートではわざと遅れているのか?
その後ねらいすましたように2台のヤマハを追い抜く。
インからアウトから自由自在。
いまのホンダはライバルに対して余裕がある。
伸びしろを残してフィッニッシュしている。

おそらく、
ライバルにはあと少しでマルケスに届くと
思わせておく戦略なんだと思う。
それが知らず知らずに油断を誘うことになる。
マシン開発に隙ができる。

マルケスはライバルの速さに合わせて自由自在にスピードを
コントロールしている。
わざと遅く走っている。
それがマルケスの旨さなんだと思う。
これがストーナーだったらそんなことはしない。
最初から最後まで全力で走る。

しかし、実は圧倒的な差がある。
それが開幕10連勝の偉業に繋がった。

マルク・マルケス。
この先の選手生命は長いかもしれない。
緩急をつけながらトップを走ることが
できるライダーだからだ。



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