イタリアGPについて
イタリアGPが開催されるムジェロサーキットは、フィレンツェの北東約30kmのトスカーナ地方にあります。1976年に初GPが開催され、1991年にコースが大きく改修されました。1周5.245kmのコースは、右コーナー9、左コーナー6のレイアウトで、
イタリアGPが開催されるムジェロサーキットは、フィレンツェの北東約30kmのトスカーナ地方にあります。1976年に初GPが開催され、1991年にコースが大きく改修されました。1周5.245kmのコースは、右コーナー9、左コーナー6のレイアウトで、
ストレートが1.1kmと長く、昨年MotoGPでの最高速度は349.6km/hにも達し、全コースのトップでした。
ちなみに昨年はインディアナポリスが349km/hと2番目で、カタール、フィリップアイランドと続きました。一周の平均速度も175km/hと、GPコースの中ではフィリップアイランドに次ぐ、2番目の高速サーキットです。
コースはアップダウンが大きく、また切り返しや回り込んだコーナーが多いので、マシンのセッティングが難しいコースです。ここは自社コースを持たないドゥカティが、テストコースとして使っているので彼らはデータが豊富です。
予選、決勝の見所
見所としては上記にもありますが、このコースのストレートは1,141mあり、レースではこのストレートエンドで、何台ものマシンが横に並んで1コーナーに入っていくシーンが見られるでしょう。
見所としては上記にもありますが、このコースのストレートは1,141mあり、レースではこのストレートエンドで、何台ものマシンが横に並んで1コーナーに入っていくシーンが見られるでしょう。
約350km/hから、1コーナーへ約90km/hまで減速するブレーキングは迫力があります。最終コーナーは高速コーナーなので、立ち上がってからスリップストリーム(前車の後ろに付き、空気抵抗を減らして速度を上げる方法)を利用して、ゴールライン手前で抜く事も可能かもしれません。競り合った時にはどこで抜くかの戦略も必要です。