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Channel: アドリア海のフラノ -SINCE 2006-
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フューエル1効果 bimota YB7通信

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どうもスロットルレスポンスが悪い。
この週末の気温は、30℃を超えた。
やはりガソリンがパーコレーションを
起こしているのか?
ガソリンを噴霧化していないのか?

しかし、何だかおかしい。
それだけではないようだ。

昨年、真夏の炎天下奥多摩に向かう途中、
3000rpmから4000rpm付近で
スロットルレスポンスが急激に悪化した。
その後、どんどん状況は悪化してついに、
なんどもエンストを連発してくれた。

今回はさらに上の4000rpmから5000rpm
付近でスロットル操作の反応が非常に悪い。
また、回転が下がったとき、
2速なのにそこからレスポンスが悪い。

もしかしたら、
ほかの原因があるのかもしれない。
ミクニBDSTキャブの負圧ピストンの動きが
悪い、阻害されているのではないか?



その対策として考えたのが、
評判の良い燃料添加剤ワコーズ・フューエル1を
入れてみることだ。
それで解決できればラッキーだ。

YB7の燃料供給系は、
燃料タンク底のコック→燃料ポンプ→燃料フィルター→
BDSTキャブとその経路は長い。
タンクから下りたガスを燃料ポンプの圧力でキャブまで
圧送(持ち上げる)するので、
その力が弱いと当然スロットルレスポンスも悪くなるだろう?

その間のガソリンの流れを阻害する要因を取り除きたい。
その経路のリフレッシュを含めて入れてみることにした。
そしてキャブレターの動きを良くしたい。
 
*堆積したカーボン・ワニス・ガム質などを除去

YB7のタンクはおそらく17Lくらいだろう。
そこでフューエル1(300ml)の2/3ほどを
ドバドバと燃料タンクに投入して、
その後、ガソリンを満タンにした。
*入れ過ぎにご注意

するとどうだろ?
いつもの有間ダムまでの往復50kほどで、
例のスロットルレスポンスの悪さはほぼ解消された。
エアの流速に応じて負圧ピストンが適切に上下していることを
イメージできる。
このときの気温は30℃を超えていた。
信号が少なく一定速度で連続走行できるのでテストには最適だ。
 


最近は、熱をため込まないようにするため、
タンクカバーをいつもほんの少し開けている。
その前のエアインテークから吸い込んだエアが通り抜ける
ことで吸熱/放熱効果があると思う。

そしてタンクキャップは、
ブリーザー機能付きのものと交換してタンク内が真空に
ならないようにしている。
一応タンク側にもブリーザーパイプが出ているよううが?
詰まっているのか?
機能していないようだ。
ブリーザーが機能していないと、
一定距離を走ると燃料を吸いだせなくなるので、
エンジンは必ず止まる。

昨年の真夏、35℃の走行では、
パーコレーションとタンクブリーザー機能不良の
両方の問題が襲いかかったのかもしれない。

YBシリーズは、このパーコレーションとブリーザー
機能不良をいかに克服するかがカギだと思っている。
ちなみにタンクキャップは、Dieciのものを
使用している。
 
以前、ネットでYB8 FuranoやYB7のエンジンが
しばらく走ると原因不明のエンジンストップを起こす
という内容を読んだことがあるが、
これはブリーザー機能不良が原因じゃないかな?
 
いまのYB7は、
4ストゾイルでエンジンはスムーズに吹け上がる、
ミッションのタッチも申し分ない。
先日のRBアシダムチェックで、
しっかりとパワーが出ていることを確認した。
推定最高速度は210k/6速だった。

モクールというラジエーター添加剤の効果で、
連続走行していれば水温は安定している。
市街地走行で電動ファンが回り出す程度だ。

ブリーザー機能不良でエンジンがいきなりストップする
現象は無くなった。
後はパーコレーションとアクセルレスポンス不良だが、
これも目途がつきそうだ。
 
それでも真夏の走行は難しいかもしれない。
そときは、しばらく休息だね。
 
前後タイヤ圧(チッソガス)の適正化でハンドリングも申し分ない。
いま20年越しの夢である。
YB7を存分に走らせることが可能になった。

いまの状況なら、
YB7でMotoGP日本GPに出掛けられるかもしれない。
そう期待したいものだ。
茂木までの往復に耐えられれば、
合格点を上げたい。

1つだけ問題があるとすれば夜明け前または夜間走行。
YB7のライトは少し暗い。
常磐道は外灯があまりないから怖い。



 
 

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