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将来、ワールドグランプリ(MotoGP)に回帰したいのなら、
Fiat(フェラーリ)グループ傘下に入るのは得策だと思う。
今後、新4気筒エンジン開発、
そしてMotoGPマシンを開発するため、
資金とフェラーリからの技術協力が得られれば、
強力な体制を構築できる。
現段階では噂に過ぎない。
初代MV Agusta F4のエンジンは、
もともとフェラーリ(ピエロ・フェラーリ:エンツオの息子)
の協力で開発された経緯がある。
*ラジアルバルブ機構搭載4気筒エンジン。
1989年F1に出走したフェラーリ640搭載の65度V型12気筒デスモ・
5バルブ(Tipo35)のテクノロジーを流用して開発された。
同様にロードカーF350(V8 5バルブ)、
ドゥカティ 996R(偏角シリンダーヘッド/テスタストレッタエンジン)、
アプリリアRSV4・65度V4エンジンなどがある。
フェラーリ会長ルカ・ディ・モンテゼーモロの構想と一致するなら、
その実現性は高いと思われる。
その実現性は高いと思われる。
ブランド力を高めるため、
最高のフェラーリロードカーと最高MV Agustaロードバイク
の2つを用意する。
いわゆる究極の6輪車生活を提供する。
また、Fiatは以前ドゥカティの買収を考えていた時期があるので、
モーターサイクル業界に興味があるのでは?
もし、Fiat(フェラーリ)傘下になったMV Agustaが
MotoGPに参入することがあった場合、
ルカ・ディ・モンテゼーモロが乗り出してくるのは間違いない。
この人がやってきたら、
MotoGPの運営に口を挟むことは必至だ。
まずが、トップドライバー(ロッシ?)を招聘して、
優秀なマネージャーとスタッフによる
チームをまたたくまに編成するだろう。
マシンは、ニューマチックバルブ搭載の新型4気筒エンジンを
F1譲りのトップエンジニアリングで作り上げるだろう。
この人の政治的手腕は恐るべきものがある。
ほんとの意味で、イタリア・ベルルスコーニ首相の後を狙って
政界進出するという噂がたえない。