先日、スズキＧＳＸ－Ｓ１０００に試乗した。
率直にいって、
きわめて扱い易いエンジンだった。
１８０度等間隔点火の４気筒エンジンなので、
低速からすぐにトルクを引き出せるが、
５速または６速で街中を巡航できる能力がある。
ギクシャクすることはない。
これってほんと？
ＧＳＸ－Ｓ１０００は昔のキャブレター１０００ｃｃバイクに
出来なかったことをいとも簡単にやってのける。
最新の１０００ｃｃネーキッドバイクがここまで
扱いやすいことに驚きを覚えたね。
電子制御技術の進化だと思う。
エンジンパワーモードとトラクションコントロール
が連動したモード切り替えがやりやすい。
モードは１、２、３の３段階が用意されているが、
明確な違いは感じなかった。
モード３は少し加速がマイルドになったような気がした。
４速でスロットルをワイドオープンしたら即座に
強烈な加速を取り出すことができた（モード１）。
一瞬で止めたけどね。
ブレーキ性能が良いのでこういうことができた
ともいえる。
６速で同じことをしたら、
加速はマイルドになったが交通の流れをリード
するだけの加速力を取り出すことができる。
フレームは無骨だが乗り味は固くない。
前後サスも固からず、柔らかからずで
申し分ない。
１０００ｃｃ４気筒エンジンバイクだが、
コンパクトで重さを感じない。
エンジンの搭載位置がいいのだろう。
バイクの引き起こしが軽く
信号停止でオットトがない。
姿勢を保ちやすかった。
フロントブレーキの効きも申し分ない。
コントルールがしやすい。
フロントフォークのセッティングとマッチしていると思う。
「良いあんばい」だと思う。
いつもの名栗方面を走ったら、
フロントタイヤをいのままに操れる。
そういう予感がする。
ツルシの状態でこれができなかった場合、
自分の好みに合わせる必要がある。
少し前に試乗したバイクでフォークが突っ張りすぎているので、
ブレーキレバーを少しでも強く引くとフロントタイヤが
すぐにロックしたことがある。
ABSが効いていないのか？
逆にフォークがストロークしすぎるためブレーキの効きが
一歩遅いというバイクもあった。
こいつにはABSなどない。
どちらもラジアルマウントキャリパーを装着している。
なれの問題もあるが、
ブレーキの効きが神経質だと
バイクを気持ち良く走らせることができない。
このＧＳＸ－Ｓ１００００、
これといって欠点は見つからなかった。
いや、いいことしか見つからない。
GSX-S1000はスーパースポーツバイクと違い、
余計な神経を使うことはない。
路面と格闘するような緊張感とは無縁だろう。
街中だけの試乗だったが、
それだけでわかることも多い。
スタイリングもいいし、
長くつき合える一台になると思うよ。
Suzuki GSX-S1000 review - Telegraph - The Telegraph
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評価: 4 - 投稿: Roland Brown
2015/04/07 - The GSX-S1000 is a naked version of Suzuki's acclaimed sports bikes,but does it translate well?
8:03AM BST 07 Apr 2015