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Channel: アドリア海のフラノ -SINCE 2006-
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アルファ13 NSR250R通信

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風光明媚な名栗湖有間ダム
今日は鏡面のような湖面だった。
鳥のさえずりが心地よい。




5月連休は終わった。
どこか遠くに出掛けることもなかったが、
この連休はバイクを徹底的に走らせせた。
とっても、いつもの名栗湖有間ダムまでの往復約45kを
走るだけだ。
信号が少なく、早朝はクルマもまばらだ。

そこで新たな発見があった。
NSR(88)に履かせたダンロップα13の素晴らしさだ。

NSRは古いバイクだ。
最近流行りのトラクションコントロール、ABS、
ラジアルマウントキャリパー、電子制御サスなどの
最新のテクノロジーは何1つない。
しかも、すでに絶滅した2サイクルエンジンを搭載している。
紫煙を吐き出す近所迷惑なバイクだ。

しかし、このNSR(88)に最新のハイグリップ
ラジアルタイヤであるアルファ13を履かせると
おそろしいくらいグリップすることがわかった。

なぜ、α13なのか?
実はCBR250RRにも履かせているからだ。
そのウルトラパフォーマンスに驚いている。
このα13をNSRに履かせたらどうなる。
そこで連休中にその真価をたしかめることにした。

空気圧はフロント2.05k、リア2.2k
と少し低めに設定してグリップ優先とした。
なお、フロントを2.0kgとした場合、
少し切れ込むようで怖い。

そして今日の早朝、肌寒い中出発した。
往復1.5時間の行程だ。

はじめの岩倉温泉まではタイヤを暖めるため慣熟走行。
その後ペースを上げた。

するとどうだろ。
フロントがしっかりとグリップする感覚が濃厚に
伝わったきた。
その後、ライディングスタイルをバトルモードに切り替えた。
尻を少し後ろにずらし、
頭はスクリーンが目の前に見える位置まで下げる。
ハンドルを持つ腕(脇)を締める。

はじめて出来たよ。
フロントタイヤのグリップを生かした走り。
bimota YB7を走らせていたときから試していたのだが、
うまくいったためしがなかった。

ところが、
今日の走りでNSR(88)で突然それが可能になった。
こういうことってあるんだね。
それが出来たのはCBR250RRを同時に
走らせているからなんだと思う。
いわゆる相乗効果というやつだ。

実は最近ガルアームNSR(MC21)のことが
気になったいる。
以前、ペンタック-SPとロスマンズ-SPの
2台を所有していた。
その走りはパーフェクトだった。
しかもそういうといきに限って突然売り物が現れたんだ。

そこで今日NSR(88)を走らせることで、
ガルアームに戻るべきかを探った。
その結果、その必要はない。

ハンドリングはCBRで楽しめばいい。
山王峠の下り体感したコーナリングパフォーマンスの高さは
驚異だった。

NSR(88)は強烈な2サイクルエンジンフィーリング
と吹け上がりを楽しめばそれで充分だ。
しかも今日走りの新境地を開拓した。

オートバイは新しいほうが良いに決まっている!?
しかし、古くてもまだまだ楽しめる余地は残されて
いると思うね。

最近、NSRとCBRを日替わりで走らせることで
日々新たな発見がある。
それでいいのだ!

新型R1はたしかに最高だが、
彼だけが最高ではないのだ。




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