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Channel: アドリア海のフラノ -SINCE 2006-
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2014 Honda Collection Hall (Japan) 走行確認テスト NSR500 1997 (Mick Doohan) promo video

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先日、ホンダコレクションホールの走行確認テストが
行われた。
そのときテストされたのが1997年型NSR500だ。
スクリーマー(絶叫?)と呼ばれる
2サイクル112度V4エンジンの甲高いエキゾーストノート
を聞くことができる。
素晴らしいね。
 
この1997年型NSR500/ミック・ドゥーハンは、
15戦中12勝する圧倒的な勝利で4年連続チャンピオン
を獲得した。
このスクリーマーエンジンは2002年まで使用された。
再びビックバンに戻ったという話は聞いたことがない。
 

前々から疑問がある、
前年まで使用された
ビックバンエンジン(不等間隔位相同爆方式)を止めて,
1990、91年まで使用された180度2気筒同時爆発
エンジンを再び投入したのだろうか?

その背景にはビックバンエンジンのテクノロジーが生かされた
と思う。
それとミシュランタイヤの進化が大きかったと思う。

再びパワーを追及しながら、
ドライバリリティの向上
に成功したということだろう。
*ビックバンではより高回転まで回すことできない、
 パワーを追及できなかったのか?

1992年頃にインジェクションを搭載したNSR500が
実践テストされているので、当時から電子制御がかなり
進んでいたと思われる。

少し前までNSR250Rプロアームを所有していた。
それにレース用のHRCカードを挿入すると、
点火がシングルからツインパルスになり全域でトルク
アップする。
いつもパッパッパッと点火する。
エンジンは90度Vツインエンジンのままだ。
なんだか不思議なエンジンフィーリングだった。
 

いまも最強と言われている88NSRだが、
このHRCカードと社外のチャンバーを組み合わせた
NSRプロアームにはかなわない。
敵ではない。
おそろしいほどの吹け上がりを体感することができた。
そのとき、
絶叫ともいえる、
凄まじいエキゾーストノートを吐き出していた。

これこそ250cc版スクリーマーエンジンと
言っていいだろう。
 
いま想うことは、
こいつがガルアームだったら、....

1990年代前半に2サイクルエンジン制御がかなり進化
していたことを示す事例だ。

なぜ、ビックバンからスクリーマーに転換したのか?
いまでも、
その秘密を知りたくてしかたがない。
 

私はレーサーズの愛読者だ。
いずれ1997年型NSR500を特集
してくれることを希望する。
ビックバンNSR500の号は隅から隅まで熟読
しました。
 
よろしくお願いいたします。
 
 
 

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