先日の夕方CBR250RRを走らせた。
ココイチでカレーを食べていたときだ、
読売新聞の広告が目に留まった、
文春文庫3月の新刊を知らせるものだった。
その中に山本兼一/花鳥の夢/文春文庫
を見つけてしまった。
簡単な宣伝を読んでいると、
どうしても読みたくなった。
山本さんの作品では、
「利休にたずねよ」、「火天の城」が好きで
何度も繰り返し読んでいる。
映画も観ている。
この花鳥の夢は、天才絵師・狩野永徳の生涯、
そして終生のライバル長谷川等伯への嫉妬(ジェラシー)
を描いたものだ。
狩野派という恵まれた名家に育ち将来が約束された環境ながら、
さらに前にさらに上を目指していた天才永徳。
その前に無位無官の天才が現れた。
それが等伯
この男にだけは負けたくないとジェラシーの炎を
燃やす永徳だった、.......
なんだかMotoGPトップライダーの駆け引き
にも似た人間模様を感じる。
いま、ストーナーは後から出てきた天才マルケスに対して
ムラムラとしたジェラシーを感じているに違いない。
同じバイクなら俺のほうが速い。
まず8耐に参戦してMotoGP復帰の環境を整える。
そして、.......
そうあるべきなんだ。
これが読みたいためバイクを引き出した。
本屋に直行するはずだったが、
Amazon.co.jp: 花鳥の夢: 山本 兼一: 本
www.amazon.co.jp › ... › 文学賞受賞作家 › 直木賞 › 126-150回
稀代の絵師・狩野永徳の生涯を描く 狩野派の中でも特別な才に恵まれ、信長や秀吉にもその絵を求められた永徳。絵を描く『業』に取りつかれた永徳が辿り着いた境地とは。 内容(「BOOK」データベースより). 天才絵師・狩野永徳の恍惚と不安。稀代の名作『 ...いつものワインディングを走りたくなった。
まだ、日も高い
誘惑を抑えることができなかった。
誘惑を抑えることができなかった。
しかし、風が強く気温(&路面温度)が低いコンデイションは
バイクを走らせる状況ではなかった。
途中からさに耐えられなくなった。
日中は暖かだったので騙された。
こんなはずじゃなかった。
こんなはずじゃなかった。
路面温度が低くコーナーでは足元をすくわれそうで
おもいっきったライディグができない。
しかもすぐに日が落ちてしまった。
おもいっきったライディグができない。
しかもすぐに日が落ちてしまった。
外灯だけのワインディングを走ることになり、
すべてが手さぐり状態となった。
あまり先は見えない。
対向車線を走る車のヘッドライトがまぶしく、
「おっかない」走りとなったしまった。
そのせいか、
スロットルの開け方足りない、
いや、中途半端だったので
エンジンをギクシャクさせてしまった。
そしてちっとも前に進まない。
やはり250cc4気筒バイクだ。
スロットルを大きく開けないとスピードが乗らない。
エンジンのフィーリングを感じている暇なんてなかった。
日中の先が良く見えるライディングとはなにもかも違う。
先日、全化学合成オイル+ゾイルの投入で
スロットルレスポンスが向上しているので、
それがかえって仇となったか?
スロットルレスポンスが向上しているので、
それがかえって仇となったか?
そういえば、最近夜のワインディングを走ったことがない。
その走路に慣れている125ccスクーターに
追いまくられてしまった。
ストレートで引きはなしても、
いつの間にかすぐ後ろに追いつかれている。
いやになっちゃうよ。
その走路に慣れている125ccスクーターに
追いまくられてしまった。
ストレートで引きはなしても、
いつの間にかすぐ後ろに追いつかれている。
いやになっちゃうよ。
もしかしたら、
タイヤの空気圧を落としたほうがいいかもしれない。
もう少しリアの接地感がほしいからだ。
いまは2.1/2.25だが、
2.0/2.2を試してみようと思う。
しかし、これ以上空気圧を落とすとハンドリングが重くなるので、
ロード向きではないと思う。
それでも気に入らないときは、
α13のリア150-60/17を入れるかもしかない。
もう、寒い夜は走りたくない。
いや、寄る年波かもしれない。
今後は自制心が必要だ。
そう思ったね。
いや、寄る年波かもしれない。
今後は自制心が必要だ。
そう思ったね。
こんな劣悪なコンディションの中でも、
1つだけわかったことだがある。
NSR(MC18)よりも風に強い。
88の場合は、横風が強いとフロント周りが風に負けて
流されそうになる。
天気予報で風速3m以上だと出掛けることを諦めていた。
それを確認し忘れと途中で引き返すことが多々あった。
また、出先で強い風が吹き出したら、、
フロントを抑え込む必要があった。
そうなると88の走りを楽しむどころではない。
カウリング付バイクは風に弱い。
ところが、
CBR250RRの場合は、
不思議なことに「風の影響」をそんなに感じなかった。
やはり4気筒エンジンバイクは、
意識しなくてもフロントタイヤに荷重がかかって
いるからだろうか?
今後の走りで検証が必要だろう。
その後、ブックスタマに出掛けて
件の「花鳥の夢」を買い求めた。
その隣のコーヒー館でコーヒーをの飲みながらページをめくった。
すでに老眼なので文庫の小さな文字の判別は苦労する。
それでも読みたい。
なるほどね。
永徳という人は生命力にあふれた人物だったようだ。
そう描かれていた。
等伯の描いた絵を見て衝撃を受ける永徳だった。
こういう精密な描写は俺のものとは違う。
しかし、うまい。
............
等伯本人との交わりがなかなか出てこない。
その続きは週末じっくりと味わいたい。
ではでは//