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Channel: アドリア海のフラノ -SINCE 2006-
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ヤマハRZV500Rがレースに勝つた日!

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ワイン・ガードナー/ホンダVF1000R
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いま次の奥多摩最速伝説 「RZV500の伝説」を執筆中なんだ。

ヤマハRZV500R。
見てくれはGP500レプリカバイクだが、
たんなるツーリングバイクなのか?
いや、それは違う。

次のビデオを観れば並み居るライバル(ホンダVF1000R、
カワサキGPZ900R)に打ち勝つポテンシャルを秘めていた
ことがわかる。

奥多摩最速伝説 「RZV500の伝説」の中で紹介する予定だったが、
単独で紹介することにした。

1984年カストロール・オートラリア6時間耐久レースで
マイケル・ドーソンとリチャード・スコットのペアRZV500R
(ゼッケン7)がワイン・ガードナーとペースのペア/VF1000R(
ゼッケン3)破った。
ガードナーはすでにGP500に参戦していたグランプリライダー
だった。

けしてマイケル・ドーソンのライディングスキル、
腕の差だけではないと思う。
ドーソンはGP500チャンピオンになったドゥーハンとは別人物。
1980年代の後半に良く見かけたライダーの一人だった。

このビデオを観るとわかるが、
ポールポジションはGPZ900R。
それに遅れること1秒差でRZV500Rが3位スタート。
しかもレーススタート時はキックスタートでもたついているので、
ライバルに一気に先行された。
しかし、6時間経過した最後はRZVがVF1000Rに差をつけて
チェッカーを受けた。
RZVのどこにそれだけのポテンシャルが隠されていたのか?
考察してみよう。
1つは6時間を安定して走りきれる耐久性のあるエンジン。

2つ目はライバルよりも圧倒的に軽い車重。
そのためタイヤへの負担が少ない。
安定したラップタイムをきざめる。

3つ目はブレーキ能力の高さ。
ベンチレーティッドディスクが威力を発揮したと思う。
よく冷えるので最後までブレーキングは安定していたはずだ。

重量が重いライバルはブレーキ能力が安定しなかったと思う。
ノーマルキャリパーとディスクだとしたら熱ダレを起こしてい
ただろう。
2位に入ったVF1000Rのフロントブレーキは、
4ポットキャリパー、スリット付きフローティングディスクのようだ。
当時としては最先端のものだ。
CB1100Rがベンチレーティッドディスクだったので、
よりブレーキ能力の向上を図ったわけだ。

そして最後はライダーの技量の高さ。
それらの総合性能の高さにより勝利したと思う。
そのどれがかけても勝利できなかったと思う。

RZV500R、
いや、RD500LC(RZ500)は1位、7位、8位と3台
完走している。
優勝したバイクだけが特別だったわけではないだろう。

RZV500R開発陣の狙いが、
このレースで見事に証明された!

そしてチームのセッティング能力の高さ。
走行中の挙動を見るとフロント、リアともによく動いている。
充分にストロークさせるが奥で踏ん張る。
そのことでタイヤが滑っているようにはみえない。
適切なレートのスプリングと入れ替えてサスセッティング。
ノーマルサスの調整範囲で可能な限り煮詰めてみた。
路面がスリッピーでところどころ荒れているとすれば、
こういうセッティングになるのか?
ハンドル位置を高くしているようなので、
バイクを振り回すことができる。
いまのモタードバイクのようだね。

タイヤはダンロップのレース用だろうか?
それは映像からはわからない。





RVZ500R(ゼッケン7) vs VF1000R(ゼッケン3)。



  1. Castrol Six Hour - Wikipedia, the free encyclopedia

    en.wikipedia.org/wiki/Castrol_Six_Hour
    このページを訳す
    The Castrol Six Hour was a motorcycle race for production motorcycles, held inAustralia from 1970 through to 1987. ... the Willoughby District Motorcycle Club and held at Amaroo Park until 1983, when it was moved to Oran Park for 1984 until ...
    History - ‎Star riders - ‎Results - ‎References

結果編集]

年 ポジション ライダー メーカー モーターサイクル ラップ 1970 1971 1972 1973 1974 1975 1976 1977 1978 1979 1980 1981 1982 1983 1984 1985 1986 1987
第1回レン·アトリー、ブライアンヒンドル勝利ボンネビル650312
第2回C·ブラウン、R·ジャクソンホンダCB750308
第3回Dバージェス、ジョーEastmureスズキT20-250303
第1回ブライアンヒンドル、クライヴ·ナイトホンダCB750333
第2回トニー·ハットン、ポール·スプーナーヤマハXS650330
第3回マックス·ロビンソン、BゴーホンダCB750328
第1回マイク·スティール、デイブ·バージェスカワサキH2 750334
第2回G·トーマス、M·ロビンソンホンダCB750332
第3回ケン·ブレイク、JカーリードゥカティGT750330
第1回ケン·ブレイクカワサキZ1B 900342
第2回希望ウォーレン、ジョン·BOOTEカワサキH2 750341
第3回トニー·ハットンBMWR75340
第1回ケン·ブレイク、レン·アトリーカワサキZ1 900344
第2回ジョンWarrianカワサキZ1 900336
第3回K Chevell、BメイズカワサキZ1 900334
第1回グレッグハンスフォード、マレーSayleカワサキZ1 900335
第2回ケン·ブレイクBMWR90S331
第3回ロジャーHeyes、S CrymbleカワサキZ1 900329
第1回ジム·バッド、ロジャーHeyesカワサキZ1B350
第2回ケン·ブレイク、トニー·ハットンBMWR90S349
第3回ダンOakhill、ロスピンクドゥカティ900SS348
第1回ケン·ブレイク、ジョーEastmureBMWR100S356
第2回ジム·バッド、ニールシーバスカワサキZ1B 900356
第3回アラン·ヘイルズ、デイブ·バージェスカワサキZ650353
1978
第1i位
ロジャーHeyes、ジム·バッドヤマハXS1100354
第2i位ジョンWarrian、テリー·ケリードゥカティ900SS353
第3回ミック·コール、デニス·ニールホンダCBX1000353
1979
第1i位
アラン·ヘイルズ、ニールシーバススズキGS1000360
第2i位グレッグプリティ、ジム·バッドヤマハXS1100357
第3i位レン·アトリー、ゲイリー·コールマンヤマハXS1100357
1980
第1i位
アンドリュー·ジョンソン、ウェインガードナーホンダCB1100R322
第2i位ニールシーバス、ジョン·ペーススズキGSX1100322
第3i位ロジャーHeyes、デニス·ニールホンダCB1100R318
1981
第1i位
デイブ·ピーターセン、ネヴィルHiscockスズキGSX1100314
第2i位ロジャーHeyes、マルコム·キャンベルスズキGSX1100313
第3i位ロンBoulden、スティーブン·ガルヤマハXS1100312
1982
第1i位
ワイン·ガードナー、ウェイン·クラークホンダCB1100R367
第2回ジョン·ペース、ピーター·バイヤーズホンダCB1100R367
第3i位アラン·ブランコ、ジェフ·フレンチホンダCB1100R367
1983
第1i位
マルコム·キャンベル、ロッド·コックスホンダVF750F372
第2i位ロブ·フィリス、GフレンチホンダVF750F372
第3i位R Heyes、ロバート·ホールデンスズキGSX1000S372
1984
第1i位
リチャード·スコット、マイケル·ドーソンヤマハRZ500260
第2i位ワイン·ガードナー、ジョン·ペースホンダVF1000260
第3i位ニールシーバス、ロバート·ホールデンスズキカタナ750256
1985
第1i位
リチャード·スコット、ポール·フィーニーヤマハFZ750238
第2i位ホープレン、イアン·ペロカワサキGPZ900R238
第3i位マイケル·ドーソン、ケビンマギーヤマハFZ750238
1986
第1i位
マイケル·ドーソン、ケビンマギーヤマハFZ750270
第2i位ロバート·ホールデン、ブレント·ジョーンズスズキGSXR750270
第3i位リチャード·スコット、ロッド·コックスヤマハFZ750269
1987
第1i位
ケビン·マギー、マイケル·ドーソンヤマハFZR1000269
第2i位ピーター·バイヤーズ、ジェームズ·ナイトヤマハFZR1000266
第3i位ロバート·ホールデン、アーロン・スライトスズキGSX-R750H265





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