2014/07/14 に公開
世界有数の航空ショーが14日、イギリスで始まり、国産の旅客機としておよそ半世紀ぶりに開発が進められている小型ジェット機の「MRJ」がアメリカの航空会社から、新たに40機を受注する見通しになりました。
イギリス南部のファンボローで14日開幕した航空ショーには、航空機メーカーや関連企業などおよそ1500社が参加し、最新の旅客機や軍用機を展示しています。
イギリス南部のファンボローで14日開幕した航空ショーには、航空機メーカーや関連企業などおよそ1500社が参加し、最新の旅客機や軍用機を展示しています。
このうち、三菱航空機は、およそ半世紀ぶりの国産旅客機となるMRJについて、アメリカのイースタン航空から新たに40機を受注する見通しになったと発表しました。
これによってMRJの受注件数は、合わせて365機になる見込みです。
MRJは、航空会社への第1号機の引き渡しが3度にわたって延期され、受注への影響が懸念されていましたが、三菱航空機の川井昭陽社長は「今回の受注は非常に大きい。
これによってMRJの受注件数は、合わせて365機になる見込みです。
MRJは、航空会社への第1号機の引き渡しが3度にわたって延期され、受注への影響が懸念されていましたが、三菱航空機の川井昭陽社長は「今回の受注は非常に大きい。
今後、顧客のニーズを踏まえ、開発を急ぎたい」と話していました。
会場では、このほか、ヨーロッパのエアバスやアメリカのボーイングなどのメーカーが最新鋭の航空機を展示したり、試験飛行で性能を披露したりしていました。
会場では、このほか、ヨーロッパのエアバスやアメリカのボーイングなどのメーカーが最新鋭の航空機を展示したり、試験飛行で性能を披露したりしていました。
新興国の経済成長などを背景に航空機の需要は、今後20年間で3万機以上に上るとされており、各社の受注競争は一段と激しくなっています。
MRJはYS11以来の民間旅客機となる。
プロジェクトXでYS11が取り上げられたことが、
はずみとなったと思う。