2014/07/25 に公開
車体、サスペンションそしてブレーキ関連のスペシャリストとしてレースの世界でも有名なコンストラクター「アドバンテージ」がフルカスタムを施したホンダ・VTR1000 SP-1 (RC51) に試乗することができました。そこで今回は本編である試乗レビュー編に先立ち、スタイリング&ディティール編をお送りします。
以前にも同社が手掛けたスズキ・GSX1300Rハヤブサのレビューをお送りしたのでご覧になっていただいた方も多いと思いますが、今回試乗したのはホンダがスーパーバイクなどのレースで勝利するためにHRCと共同開発したVTR1000 SP-1のフルカスタムモデルです。
このバイクが発表されたのは2000年のミラノショー。スーパーバイクをはじめとする当時のレースレギュレーションでは2気筒エンジンが有利ということで、ホンダはそれまで熟成を重ねてきたV型4気筒からV型2気筒にスイッチすることを決断。それを形にしたのがこのモデルということで、VTR1000 SP-1は実質的には市販レーサーでありホモロゲーションモデルだと言えるでしょう。
同じくホンダのVツインスポーツ、VTR1000Fで培ったノウハウをベースにしているものの、レースで勝つための技術が投入されたこのモデルは、同じVTRの符号を与えられているものの全く違う次元の乗り物。
カムギアトレーンを採用し一挙に26馬力もピークパワーを引き上げたエンジン、超高剛性の車体、フルアジャスタブルの前後足回り…。
特に車体に関しては「スキルがないと曲がらない」とまで言われていたほどハードな設定で、それゆえ後に登場したSP-2ではやや車体剛性を落としたほど。
以前にも同社が手掛けたスズキ・GSX1300Rハヤブサのレビューをお送りしたのでご覧になっていただいた方も多いと思いますが、今回試乗したのはホンダがスーパーバイクなどのレースで勝利するためにHRCと共同開発したVTR1000 SP-1のフルカスタムモデルです。
このバイクが発表されたのは2000年のミラノショー。スーパーバイクをはじめとする当時のレースレギュレーションでは2気筒エンジンが有利ということで、ホンダはそれまで熟成を重ねてきたV型4気筒からV型2気筒にスイッチすることを決断。それを形にしたのがこのモデルということで、VTR1000 SP-1は実質的には市販レーサーでありホモロゲーションモデルだと言えるでしょう。
同じくホンダのVツインスポーツ、VTR1000Fで培ったノウハウをベースにしているものの、レースで勝つための技術が投入されたこのモデルは、同じVTRの符号を与えられているものの全く違う次元の乗り物。
カムギアトレーンを採用し一挙に26馬力もピークパワーを引き上げたエンジン、超高剛性の車体、フルアジャスタブルの前後足回り…。
特に車体に関しては「スキルがないと曲がらない」とまで言われていたほどハードな設定で、それゆえ後に登場したSP-2ではやや車体剛性を落としたほど。
そのスパルタンなバイクをあのアドバンテージがフルカスタムしたというのだから、いったいどんなバイクになっているのか…。
ということで、私程度の一般ライダーがそんなカリッカリのスーパースポーツを「乗りこなす」なんていうのは到底無理だとしても、そもそも普通に運転できるのか…という大いなる心配を抱えつつ試乗に臨んだのでした…。続きは近日公開の試乗レビュー編にて!(珍しく関西でロケしてきましたョ!)
ということで、私程度の一般ライダーがそんなカリッカリのスーパースポーツを「乗りこなす」なんていうのは到底無理だとしても、そもそも普通に運転できるのか…という大いなる心配を抱えつつ試乗に臨んだのでした…。続きは近日公開の試乗レビュー編にて!(珍しく関西でロケしてきましたョ!)
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ナンちゃんコメント
実はこのVTR1000SPの購入を考えていたことがある、
私がほしかったのはSP2のほうで、
しかもかなりカスタムされた車両だった。
しかし、走行距離が7万kを越えていた。
どうしたものか?
と悩んだのがいけなかった。
そうこうしているうちに売れてしまった。
商談中にしてもらえれば他所にもっていかれる
ことはなかったのだが、.....
このビデオをじっくり観てもう一度考えてみるかな?
VTR1000SPが登場してから14年も経過してしまった。
当時、おそろしくフレーム剛性が高いので曲がらないバイク
と言われていた。
しかし、今の1000ccSSは、
ほとんどアルミ鋳造パーツを溶接してフレームに仕立てて
いるので、アルミのプレス材を使用しているVTR1000SPよりも、
はるかにフレーム剛性は高いはずだ。
いまの1000ccSSの視点からVTRを考えてみるのも
面白いだろうと思う。
それではいまのSSは、どうやってコーナリングに
必要なネジレを作り出しているのか?
ステアリングシステムの上下ブラケットや前後ホイール
の肉厚を落として対処しているそうだ。
しかし、雨が降ったり路面が荒れているともともとの素性
は隠すことができなくなる。
たちまちペースダウンを余儀なくされる。
そういう解説を読んだことがある。
だが、前後のカーボンホイールを履くとハンドリングが向上
するそうだ。
カーボンそのものの柔軟性が乗りやすさを生み出している
のだろうか?
VTRの場合はどうだろうか?
いまの最新型ハイグリップタイヤに履き替えるだけで、
かなり印象が変わるかもしれない。
タイヤそのものが軽く柔軟性があり、
ハイグリップだからだ。
ブレーキもはるかに効くようになる。
ディアブロスーパーコルサSCを履けば
わかると思う。
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