私は7のミッションを1速に入れ、
新号が青に変わると同時にスロットをワイドオープンした。
すぐさま2速に入れて続けてスロットルをストッパーまで
ワイドオープンした。
そのときタコメーターの針は一気に真上まで跳ね上がる。
すると、4気筒/400ccバイクとは思えないほどの
強烈な加速を魅せてくれる。
一気に車の流れをリードした。
そして充分にスピードが乗ったとこで3速に入れ巡航する。
新号が青に変わると同時にスロットをワイドオープンした。
すぐさま2速に入れて続けてスロットルをストッパーまで
ワイドオープンした。
そのときタコメーターの針は一気に真上まで跳ね上がる。
すると、4気筒/400ccバイクとは思えないほどの
強烈な加速を魅せてくれる。
一気に車の流れをリードした。
そして充分にスピードが乗ったとこで3速に入れ巡航する。
そのときダイレクトなトラクションが路面にたたき付けられ、、
エアインダクションボックスの吸気サウンドと
エキゾーストが渾然一体となって、
それは「えも言われぬ」素晴らしいシンフォニーを聞かせて
くれる。オートバイをコントロールしている醍醐味をを味わう
ことができる。
これだ、これなんだよ。
7の真骨頂は、
7の真骨頂は、
私はセブンを操るコンダクター(マスター)なのだ。
このフィーリングは中途半端にスロットルを開けても
取りだすことはできない。
取りだすことはできない。
オートバイからパワーを引き出すには、
大きくスロットル開けなくてはだめだ。
排気量が大きな1000ccc以上のバイクでは、
なかなかそんな機会はないが、
スロットルのワイドオープンは排気量の小さなオートバイならでは
の醍醐味なんだと思う。
小排気量バイクを走らせているとき、
ハーフスロットルでシフトアップする走りが普通になって
しまうと、
それがこのバイクの力量だと思いこんでしまう。
このバイクは力がない思うわけだ。
そして、より大きなバイクに乗り換える。
いままでのようにハーフスロットルで、
より大きな加速を得られるので満足する。
いままでのようにハーフスロットルで、
より大きな加速を得られるので満足する。
やっぱり1000ccバイクは違うと思うわけだ。
いや、それは大きな勘違いなんだ。
しかし、バイクが重いのでブレーキコントロールに苦戦する。
重いものは急には止まれない。
大きくなったエンジンマスは、
重いものは急には止まれない。
大きくなったエンジンマスは、
直進しようとる力に急にストップをかかることができない。
また、大きなパワーのコントロールの難しさに突き当たる。
また、大きなパワーのコントロールの難しさに突き当たる。
いきなりスロットルをワイドオープンしても失速しないのか?
いや、それは大丈夫。
負圧式キャブレターならエア(吸気)の流速を
キャブの負圧ピストンが自動的にコントロールするの問題ない。
思ったように加速しないなら、
思ったように加速しないなら、
シフトダウンしてスロットルをワイドオープンすればいい。
とある日曜の朝、
私は奥多摩に向かっていた。
あれはマサカドコーナーを抜けてハトノスに
に向かう短いストレートだった。
後方からCBR1000RRが追いかけてきた!
あっ、と思ったときは抜かれていた。
私は本能的にスロットルをワイドオープンして追いかけ
ようとしたが、瞬時にセブンから加速を取りだすこと
ができない。
そのとき、頭のスイッチはツーリングモードだったので
4速で走っていた。
急に後ろから切りつけられた気分になった。
この卑怯者、無礼者と怒りがこみ上げてきた。
追い抜くにしても礼儀ってものがあるだろう。
私の場合は、左手を上げて謝意を表すようにしている。
走行中左からズバッと行ってはいけない、
これは最悪の行為だ。
そのときは、2速にギアにダウンして再びワイドオープンして、
10000rpm以上回せば鋭い加速で追いかけることができ
るはずだ。
しかし、その後バトルモードに切り替えなかった。
ライディングスタイルは急には変えられない。
普段はシートの上にどかっと座ってハンドル操作とステップワークでバイクを走らせている。
コーナーはどちらかというリーンアウト。
低速ではこれで充分。
バイクをあまりバンクさせていない。
冷静になった頭は、
そんな必要はないと呼びかけている。
1000ccスーパースポーツバイクに道を譲ればいいだよ。
追いかけてバトルなんかしてはいけないよ。
ここはサーキットではない。
前に出たいバイクは、先に行かせればいい。
道は狭くタイトだ。
関わる必要はない。
危険だ。
悔しい出来事だったが、
それで良かったんだと思う。
7とは一対一でライディングの楽しさを追求すればいい。
なんてね。
私は昔からカウリング付スポーツバイクが好きだ。
それはグランプリレースをイメージすることができるからだ。
ネーキッド、オフロード、モタード、
いま流行りのアドベンチャーバイクでは、
私は満足できない。
心の隙間を埋めることは出来ません。
Ps、
排気量が小さいバイクに限らず、
オートバイのコントロールは難しい。
小排気量バイクを速く走らせることは
大きなバイクをコントロールするよりも難しい
かもしれない。