イギリスＭＣＮ（モーターサイクルニュース）が
Ｄｕｃａｔｉ９１６生誕２０周年を記念して２４ページにも及ぶ特集を組んだ。
日本ではドカマガにお願いしたいものだ。
その前に私が知りうる９１６の歴史を紹介したいと思う。
New MCN Janaury 2: Ducati 916 20th Anniversary Celebration ...
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4 日前 - In this week's MCN paper, available in newsagents, on iPad and Android from January 2: 24-page 916 Special celebrating 20 years of the bike that changed...
そうだった、
あの名車Ｄｕｃａｔｉ ９１６が誕生して２０年にもなるんだ。
はじめて発表されたのは、
１９９３年秋のイタリア・ミラノモーターショーだった。
そして１９９４年からデリバリーが開始された。
日本ではあの特異なデュアルヘッドライトの認証（当時の運輸省）に
時間がかかり１９９５年からだった。
当時のドゥカティ・ディラーだった八王子の村山モータースに
デリバリーの状況を電話で確認したところ、
いま注文いただいても1年以上はお待ちいただくようです。
そういう答えだった。
日本でドゥカティがこれほど脚光を浴びたことはなかった
といっていいだろう？
その前にベベル９００ｓｓ、ＭＨＲ９００、７５０Ｆ１、
８５１シリーズと日本での人気を獲得していたが、
９１６で一気にブレークした。
９１６の凄いところは、
グランプリマシン（ＧＰ５００）のハンドリングが与えられたこと。
カジバＧＰ５００グランプリレーサーのディメンジョンが与えられた９１６は、当時の日本製スーパーバイクでは太刀打ちできないバイクとして世に登場した。
９１６をテストした日本のオーバイ雑誌は、
いままでにないスーパーハンドリングに驚愕して絶賛した。
その後９１６シリーズは同じスタイルのままエンジンと各部
をスペッククアップしながら２００４年まで作り続けられた（９９８ｓＦＥ）。
１０年もの長い間同じスタイルのバイクが売り続けられた。
その間（～２００２年）ワールドスーパーバイク選手権ではほぼ無敵だった。
ついには、ライバルホンダがドゥカティと同じＶツイン１０００ｃｃを搭載する
ＶＴＲ１０００ＳＰ／ＳＰ２を登場させて雌雄を決した。
また、９１６にはＳＰヴァージョンが用意されていた。
９１６の１０９ｐｓに対して、
なんと１３１ｐｓのパワーを発揮した。
それは９１６レーシングのシリンダーヘッドと
チタンコンロッドなどのレーシングパーツが組み込まれた。
ライダースクラブによるテストインプレッションによると、
日本のワインディングではとても扱いきれるはずがない。
サーキット専用のバイクだ。
こんなバイクを販売していいか？
というものだった。
ハイカムを与えられたエンジンは、
９１６の９０００ｒｐｍに対して１０５００ｒｐｍまでまわす
ことを可能にした。
しかし、トップパフォーマンスを実現するため低中速トルクは犠牲に
された。
この９１６ＳＰは選ばれライダーのためのレーシングバイクだった。
その後、９１６SPは、９16SPS(996cc)にモデルチェンジして
低中速トルクが増強された。
９１６には９１６レーシングと同じ９５５ｃｃの排気量を可能にする
ボアアップキットがサードベンダーから用意されていた。
このキットを組み込んだレーサーは、
１９９０年代後半、
ツクバで1分１秒台の驚愕のタイムを記録していた。
わたしも、
この９１６ＳＰを購入して９５５ｃまでボアップできるブッチの
キツトを取り付けたいと考えていたことがある。
エンジンの加工なしにボルトオンできると噂されたいた。
しかも、低中速トルクが増強されるためロードでの扱いがよくなる。
しかし、９１６ＳＰＳとそれに続く９９６ＳＰＳの登場により
その必要性、存在が曖昧となった。
いまとなっては９１６シリーズ最終モデルの９９８Ｒが
プレミアムモデルとなっている。
９１６ＳＰは歴史のかなたに埋もれた名車となっている感がある。
日本では９１６ＳＰが限定車として
脚光を浴びたことはなかった。
１９９５年と９６年にわずかな台数だけ輸入されただけだろう？
（テルミＥｘとレーシングＲＯＭ付）
もともとスタンダードの９１６が長期のバックオーダーを抱えて
いたこともあるだろう。
これから名車として掘り起こされるだろうか？
当時考えていたのは、
８５１ＳＰ２／２／３／４／ＳＰＳのように、
なぜ、オーリンズレーシングフォークとアルミタンクを装着しなかったのか？
それがないためスペシャル度が足りなかったかもしれない。
パワーはあるが扱いにくいので敬遠されたのか？
しかし、とんでもないパフォーパンスを秘めたバイクだったことは間違い
ない。
話は尽きないので、
この辺で終わりにしたい。
Motorcycle Specs
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The SP was introduced in 1994 alongside the Strada. Most of the parts were shared with the standard bike – frame, front forks, brake calipers, wheels, most of the bodywork, and the cooling system were shared with the Strada. Outside of the ...
９１６ＳＰ生産台数。
１０００台以上製造されていたことがわかった。
310 SP1s were produced in 1994.
1995 saw the production of the SP2, which was largely unchanged - some sources claimed the expensive titanium con rods were dropped in favour of steel items, but this wasn’t universal. Another401 examples were built.
1996 was the final year, with 497 SP3s rolling off the line.
Ducati 916 Strada - Motorcycle Specs
www.motorcyclespecs.co.za/model/ducati/ducati_916....このページを訳す
Rarely has a motorcycle combined style and speed to such devastating effect as Ducati's 916. The Italian V-twin's blend of breathtaking beauty, thunderous engine performance and sublime handling made it an instant hit on the bike's launch ...