久々に名栗湖有間ダムに出掛けてみた。
オイル交換後、慣らしのランだった。
エンジンから聞こえてくる、
カムギアトレーンの音色が心地よい。
まるで蜩のようだ。
最近の新型バイクでは味わうことができない
テーストだ。
カムギアトレーン - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/カムギアトレーン
カムギアトレーンとは、4ストロークエンジンにおいて燃焼室の吸気・排気弁の動きを司るカムを回転させる動力の伝達に、通常のチェーン(カムチェーン)や ... ホンダ・ホーネット (250ccのみ); ホンダ・VFR (1985年 - 2001年式); ホンダ・RVF · ホンダ・CBR250FOUR · ホンダ・CBR250R (MC17/MC19); ホンダ・CBR250RR(MC22); ホンダ・CBR400R ...チェーンやベルト方式と異なり、フリクションが少なく、また遠心力の影響を受けないため、高回転時の馬力損失が少なく、かつバルブタイミングの精度を高めることが可能。
そのギヤ鳴り音は独特の高音で、電動モーターのような音に聞こえる。
カムギアトレーンは1950年代から続く4サイクルグランプリ
バイクのテクノロジーだった。
ロードバイクにはじめて採用したのは、空冷4気筒MV Agusta600と750からだった。しかし、このエンジンはGP500レーシングバイクの排気量をアップしたものだった。
当時のワールドグランプリはマン島などイタリアから遠い国で開催されており、いまのように簡単に移動できない。セミ耐久レースと呼べるほど走行距離も長い、すべてのパーツをすばやく分解できるなど整備性に優れていた。
クランクシャフトはローラーボールルベリリングによる組み立て式クランクだった。クランクシャフトは腰上についている。
また、クランクケースから腰上は、何個からのボルトをはずすと引き抜くことができた。
超合理的なエンジン構成だった。
すべてレースが開催されるパドックで整備できる。
スペアパーツも消耗が激しい必要最小限でまかなうことができる。
カムギアトーレンもカセット式になっていて、すべてを分解
することができる。
空冷MV Agusta750を所有するオーナーさんから
聞いた話だが、カムギアとカムの微妙なかみ合いは、
クランクケースと腰上をボルト留めするベースガスケット
の厚みで調整することができるそうだ。
そしてホンダが1980年代にVF1000Rでカムギアトーレン
を採用した。
もちろん、クランクシャフトはクランクケースに取り付ける
オーソドックスな構成で、しかもカムギアトレーン
なので整備はたいへん面倒、
空冷MV Agusta 750エンジンが進化していたら、
エンジンO/Hはいまよりも至極簡単だったかも?
いまのエンジンは中を見るこにはO/Hするしか方法はない。
しかし、........