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Channel: アドリア海のフラノ -SINCE 2006-
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新しいDucati V4 スーパーバイクすべての独占スパイショット

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なかなか興味深いビデオだね。

エキゾーストはすべてエンジン下に集中している、
排気管長をかせぐためエキバイの一部がリアタイヤのまえに
せせり出ている。これはパニガーレと同じ。
4イン1集合マフラーなのか?

ところでリアサスはどこにある。
スイングアームの中なのか?
いわゆるユニットプロリンクなのか?
デスモセデチRRがそうだった。

このユニットプロリンク?はロッシが嫌がったので、
フレームと接続する普通のリンク式サスを作らせた。
フレームのほうも、カーボンを止めてアルミモノコック
をフレームを作らせた。
それでもだめでアルミツインスパーフレーム
作らせた。
結局、ロッシが納得するフロント周りとハンドリング
を作りこむことはできなかった。
急に何でもかんでも変えていたら、
なにが正しい方向性のかはわからなくなる。
事実やればやるほど成績は低迷して転倒を繰り返した。
ロッシはすべてを諦めてヤマハに戻ることを選択した。
ヤマハ(逆回転クランクのクロスプレーンエンジン)なら、
フレームを好みに合わせれば勝てることが、
あらためてわかった(身にしみた)。
母国イタリアのバイクでチャンピオンを獲得する夢は
ついえ去った。

哀れなのはベンスピーズ
アメリカンライダー復権の夢もついえさった。
チャンピオン候補だったが、
ヤマハから去るしかなかった。精神的なショック?
で転倒を繰り返して脳震盪のダメージをおった。
その後浮上することができなかった。
最大の犠牲者といえるかもしれない。

もし、あのときロッシがヤマハと同じ逆回転クランクの
L4エンジンを作らせていたら歴史は変わっていたかも?
しかし、ロッシはそこまでは頭が及ばなかった。

それに気が付いたのは、
アプリリアから移籍したひげ親父ジジダリーニャだ。
GP14までは頑固なアンダーステアに悩まされ続けた。
どうやってもなおらない。
いくらエンジン搭載位置をいじったフレームを作っても
問題は解決されない。
そこでGP15から逆回転クランクのL4エンジンを作り実行した。
これでアンダーステアは封じ込めたが、
シーズンが進むについれ違う問題が浮上した。
エンジンブレーキの効き悪い、それまで強みだった立ち上がり加速が不足する。それでウイングに目をつけた。
コーナーのインとアウトでバイクをウイングで路面に押し付ける。
ストレートではウイングは邪魔だが、ドカのパワーでそれうを補う。

GP17になってやっとHとYと対等に勝負できるバイク
になった。
インライン4ライディングから抜けられないロレンソは
低迷しているけどね。

あのときストーナーをホンダに放出しなければ、
よかったんだ。
彼なら勝ち続けてることができたはずだ。
しかし、他のライダーには難しいバイクだった。
やっとGP17でその呪縛から逃れることができたのかも?

V4スーパーバイクはストーナーが走らせた
モノコックフレームバイクを再定義したものなのか?
原因はモノコックではなくエンジンだったと。
GP15と同じ逆回転クランクL4でハンドリング
をなじみやすいものとして再度仕切りなおしだ。
LツインのパニガーレレRは正しかった。
それをL4エンジンに載せ変えても正しいのか?
それはまだ時間がかかる。
例のウイング付きもテストしている。


フロントカウリングはかなり空力を意識している。
これって、どうみてもウイングだよね。
ブレーキングでフロントを押さえ込み、
立ち上がりでウイリーを防止する。
ドカがMotoGPでやったきたウイング効果をスーパーバイク
に持ち込むことを示唆している。

よくみると左足あたりもにウイングらしきものが見える。
MotoGPではウイングは禁止だが、
WSBKはロードバイクと同じスタイルであることが
求めららる。500台製造するホモロゲバイクがウイング
付きならOKとなるはずだ。
逆手をとった戦略といえなくもない。
その形状をシーズン中に変更したら、抗議が殺到
するだろうね。
パニガーレのハイマウント2本出しEXは黙認された例もある。
ほかのメーカーもExの形状に文句をつけたら、
自分たちにも害が及ぶから文句をつけたくらいだ。
さて、ウイングの場合は?


少し疑問が残る、
このスクープ写真はV4スーパーバイクなのか?
パニガーレの新型ではないのか?
まさかね。
いまさらパニガーレの新型を開発してもしかたがない。
そうおもうけど?
その疑問はもうすぐ晴れる。





ツーリングを想定しているのか?
ジャケット、ジーンズ、スニーカーでバイクを走らせている。
V4エンジンからの放熱が凄いと、
こんな軽装でライダーが耐えられるはずがない。




詳細なV4スーパーバイクのシルエットを紹介。
なんだ、パニガーレと同じじゃないか?
と落胆した。
いや、予想が的中した!
とほくそ笑んだ。
まっ、以前からモノコックの場合とアルミツインすぱー
の双方の可能性を推測してきた。
希望はツインスパーだったけど、
それができるかは、はなはだ疑問と思っていた。


記事の後半でモノコックフレーム採用の経緯を 
推測した。


いきなり飛び出したV4スーパーバイクスクープ記事
を意訳してみた。

モノコックフレームなら、
それをカーボン化したスーパーレッジェーラは容易だ?
それを高く売ればいい。
と大胆に予測した。
また、 
MotoGPで専売特許だったウイングを付けた
アッパーカウル部分をクローズアップしてみた。





コストを抑えるにはモノコック&クランクケース
直付けスイングアームの方式がベストだ。
パンタエンジンが登場して以来これでやったきた。
ドカにはアルミツインスパーフレームの量産経験はない。

そんなドカにアルミツインスパーフレームバイクを製造
できるのか
それはできる。
その根拠を書いてみた。
結局モノコックが選択されたのだが、
将来的にはMotoGPチャンピオンバイクのレプリカを
開発して製造するときに役立つだろうと推測する。


どの記事も渾身の出来栄えなので
読み応えがあります。


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