フォークがシングルレートから、XXXXX
となんだかんだと英語でほざいている。
先日、ライダースカフェで聞いた話だ。
シグナスさん
俺はいまはMT-07を走らせているよ。
どうも09は乗り味が硬くてすきになれない。
その点07はパイプフレームで270度点火の
並列2気筒エンジンなので出だしからトルクふるで好きだよ。
09のような過激さはないけどね。
ナン:
わたしも07が好きですよ。
以前YSP店で試乗しました。
パイプフレームだし、
乗り味がしなやかですね。
しかし、出だしはいいのですが、
エンジンが伸びないですね。
高回転は物足りないという友人もいます。
わたしよりも少し年配のヤマハばかり
走らせてきたシグナスさんはそう語った。
バイク(ヤマハ)のことを語らせると
とまんないライダーさんだった。
まだだれも限定解除できない1970年代
最初のころにだれよりも早く難関をクリアした。
XV1100(ビラーゴ?)で
坂道2速で発進させたらエンジンロックして怖い思いをしたなど。
ヤマハのシャフトドライブはトルクリアクションが強かった。
など武勇伝の数々、
そうなんですか?
シグナナスさん。
そう相槌を打つと、
いくらでも武勇伝が吐き出される。
それが心地良いと感じる私は
バイク菌に起こされている?
もだえ苦しむバイク中毒患者ともいう。
困ったものだ。
シグナスさん
そうそう、
昔ジールというバイクでジムカーナをやって
いたんだけど、回しすぎてタペット調整がたいへんだった。
ヘッドカバー開けないと調整できなんだよ。
SR400は外から出来る?
店長がなんだかんだと言っていたが、
失念した。
ごめんね
ナン:空冷Lツインのドカは調整用のカバーがシリンダーヘッドの
左右にありますからアクセスは楽です。
ナン:
ジールですが、
この前名栗湖有間ダムで見ましたよ。
デジカメの写真を見せた。
新車のときから25年間乗り続けているそうです。
シグナスさん
そうそうこれこれ。
へえっ、綺麗にしているね。
ちなみに、
彼は街中はシグナスを愛用している。
ナン:
話をもとに戻す
たしかに、
わたしもトレーサーに試乗しましたが、
まったくフロントホークが動作しているように
思えませんでした。
そのためブレーキがすぐにロックしてしまいそうで
怖い思いをしました。
試乗のあとに、
これ怖いよ。
イニシャルをぬきなよ。
とアドバイスした。
店長:
フロントフォークはXSR900でかなり
改良れたみたいですよ。
ナン:
なるほど、
その話ははじめて聞きました。
タンクの形状を変えただけかと思っていました。
近くのRBにインターカラーのXSR900が
置いてあったので気になっていました。
ということで、登場して1年近く経過している
XSR900だが、インプレを観てみた。
たしかにフロントフォークのスプリングがシングルから
ダブルレート*になるなどの改良がされているようだ。
*最初柔らかで奥で踏ん張るのか?
あの丸みを帯びたタンクも好ましい。
まるでRZ250(初期型)のようだ。
これっていいかも?
09のエンジン特性は過激だが好きだ。
以前09に試乗したとき、
4速からスロットルをワイドオープンさせて、
その過激な加速フィールを体感している。
これはいい。
以前は09のアルミ鋳造フレームが好きになれなかった。
しかし、3気筒エンジンの過激なエンジン特性を受け止めるには、
アルミ鋳造フレームがベストな選択だったのだろう。
いまはそう思うよ。