新型ZX10R売りはシューワBFFフロントホークだと思う。
そして全体的改良されたエンジンと電子制御だろう。
試乗の機会があれば、
是非乗ってみたい。
問題があるとすれば私自信、
長らく1000ccSSから遠ざかっているので、
慎重に走らせないとね。
ヨーロッパのサスペンションメーカーは、
あまりにもサーキットでのポテンシャルありきの
サスを市販車に装着している。
バネレートを低くして、
それにイニシャルをがんがんかけて
短いストロークの範囲内で微細なセッティングを狙う。
クリアなコースでタイムを出すことしか考えていない。
そのバネレートでは荒れた路面、
濡れた路面などではまったくストローク
しないので乗りにくい。
そこでイニシャルを抜いたらバネが弱いので腰砕け
というかフニャフニャしてバイクがどっちに行くかわからなくなる。
それがSS離れを加速させアドベンチャーーバイク人気にの要
因の1つかもしれない。
いままでサーキットとロードの両方でOKなんて、
そんな魔法のサスはなかった。
セッティング変更が必要だった。
1995年頃、916市販レーサーをテストした
元GP500ライダーがそんなことを言っていた。
バネレートを落としてイニシャルをがんがんにかけないと、
高速コーナリング時にバイクが動きすぎてしまう。
つまりタイムが出ない。
そんなことはまだ一般的に知られていなかったので
高速走行時はバネを強くしないといけないと
思われていた。
しかし、NSR500を走らせていた元ファクトリーライダー
はそのことを知っていたのでコメントしたが、
レーシングチームのオーナーはそれが理解できない。
意識変革ができない。
そこまでレベルの高いレースをしてこなかったから
なのだろうか?
私も当時その記事を読んでまったく理解できなかった。
トップは重箱の隅を突いてポテンシャルアップ
してきた。それは昔もいまも同じ。
しかし、ロードではある程度ベネレートを上げて、
弱いイニシャルで充分ストロークする。
ピッチングモーションで曲げやすい特性
が望ましいと言われている。
レーシングバイクと違い充分な舵角も必要。
しかし、サーキットといえどもざまざまなコース
コンディションが出現する。
滑りやすい舗装、レースの途中から雨が降る、
暑くなったら、寒くなったり、etc
タイヤもそれに合わせて履き替える。
サスの許容範囲が低いと対応しきれなくなる。
ショーワのBFFはその考えた方に
一石を投じるものでは?
そう思うけど?
濡れたコースでの印象が良かったようだ。
RC213VーSの前後サスも同じ方向
なのかも?