R1と比べるとパワーは抑えられているが、
公道、ワインディングでの楽しさはMT-10のほうが
上かもしれない。
エンジンは一回り径が小さなバルブを使用するなど、
シリンダーヘッドは別物のようだ。
トップエンドよりもミッドレンジのトルクを増強する狙いが
あるのだろう。
バルブ径を小さくすることで、低速から中速域で
エアを吸う能力、エア流速を高める目的がある
のだろう。それに合わせたカムプロフェールを選択する。
そして１０ｍｍホイールベースを短縮している。
簡単にウイリーするらしい。
ワインディングロード最速の使命はMT-10
に担わされているのかもしれない。
また、このMT-10なら５速または６速で市街地を巡航
できるかもしれない。
旧型クロスプレーンＲ１に試乗したとき、
その点が気になった。
日本での発売は、
この秋と予想されているが、
試乗する機会を待ちわびているよ。