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Channel: アドリア海のフラノ -SINCE 2006-
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Okutama TT course, at bimota YB7

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先日の土曜日、
台風はまだ遠い洋上にあった日だった。
私はbimota YB7で奥多摩周遊道路を走った。
 
正直なところ物凄く楽しかった。
2速/10000rpmまで引っ張りバイクで加速させて、
スピーが乗ったところで3速で走らせると面白い。
7に搭載しているヤマハFZR400Rのエンジンは、
14000rpmまで回せるので、
まだまだ余裕だ。

7のいいところは、
高回転までエンジンを回せること。
また、ブレーキが良く効く。
1000ccバイクのような身体が前方に
投げだせるような減速Gは少ない。
車重とエンジンマス、前に押し出すトルクの影響が
少ないためか?
 
スロットルを大きく開けたときアウトに膨らむ、
アンダーステアもない。

サスペンションはフロント・マルゾッキM1R(動きが渋い、硬いことで有名)だが、
秘密のナンちゃんチューニングで良く動く、踏ん張る。
リアはオーリンズモノショック。
ダンロップα12とのコンビネーションにより、
奥多摩のワインディングでは軽快で快適なコーナリングを
可能にしてくれた。

ハンドル操作、ステップワーク、アクセル操作、
リーンアウト気味のライディングスタイルで7を走らせた。
スピードを出すわけではないので、
これで充分。
それ以上となると膝を出すこともあるかも?

また、
右に左に瞬時にバンキングできること。
YB8Evo(前後マグホイール、リア・オーリンズ付き)よりも俊敏に動く。
1000cc4気筒はエンジンは左右で出っ張っている。
重心が高い。
以前、試乗したF4 R312もそうだった。
 
そして一番の利点は、
奥多摩までの往復(約110k)で疲れないといこと。
私がかつて所有していたYB8 Evoではこうはいかない。

バイクが軽量ということは、
それだけで大きな利点/武器となる。

しかし、このYB7.
やはり暑さには弱かった。
8月11日の猛暑日(奥多摩湖畔で37℃)、
うだるようなな暑さの中だった。
 
7の水温計はあまり上がっていないのに、
ミクニBDSTキャブレターが熱のためにパーコレーションを起こして
何度もエンストしてしまった。
おそらくガソリンもかなり熱くなっていたのだろう。

車の後ろを3000rpm~4000rpm付近でもたもた走らせて
いると突然スロットルを開けても反応しなくなる。
そしてエンジンストップ。
五日市から都民の森に向かう途中エンストを繰り返した。
しかし、その後奥多摩周遊道路では、
2速で5000rpm以上をキープすることで、
ことなきをえた。

今回の走行は、気温が低めということもあり、
パーコレーションは起きなかった。

実は兄弟車のYB8やYB9SRでもパーコレーションを起こす
癖がある。
そのため真夏の市街地走行は難しい。
熱対策が必要だ。
ガソリンタンクに断熱材を貼り付ける。
シリンダーヘッドの頭上からキャブレター付近に風を入れる。
YB8 Evoはそうしていた。

 
 
まさか400ccのYB7でパーコレーションが
起こるとは思わなかった。

いや、30°を大きく超えたら市街地は走らないことが
一番の対策だろう。

ところで友人のIGさんからMV Agusta F3のその後について
話を聞かせていただいた。
F3が日本に入ってきた最初の頃に購入されたので、
すでにかなり走りこんでいる。
*1台目は原因不明の問題を解決できなかったため無償でバイク(2台目)
  を交換してくれたそうだ。
  良心的?
  その後快調に距離を伸ばしている。
  1台目は製造開始間もないた頃だったため初期不良だったのだろう。
 
やはりF3は物凄く良いみたいだ。
 
そのため、もっとこうしたい・ああしたいが出てくる。
結局、それを実現するのだったら、
限定車のF3セリエオロを買ったほうが良かったかも?
ということになるらしい。
 
その話は近々させていただきたい。
 
 
ではでは//
 

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