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Channel: アドリア海のフラノ -SINCE 2006-
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2016 new Honda CB400X (Japan) studio details & action photos

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エンジン
最高出力を9,500rpmで発生する399cm3 ・水冷直列2気筒エンジン。バルブサイズやボア×ストローク比、ポート形状の検討を重ね、吸・排気の流れを効率化することで、日常の移動で最も使用頻度が高い低・中回転域ではトルクフルで扱いやすく、また高回転域ではパワフルなエンジン特性を実現している

動弁系は、バルブ挟み角、ポート形状、燃焼室形状の設計自由度が高いDOHCとし、摩擦の低減に効果的なローラーロッカーアームやサイレントカムチェーンを導入。さらに180°位相クランクの採用とともに、バランサーの位置をシリンダーの背面とすることでエンジンの低振動化とコンパクト化を実現。優れた静粛性も叶えている。

ピストン

ピストンはボアサイズφ67mmを選択し、ピストン剛性/強度バランスの最適化とともにピストンの軽量化を図っている。またスカート部には粗条痕をつけることで油膜保持性を向上させフリクションを低減。ピストンピンとコンロッドには入念な表面処理を施し、フリクションの低減を追求している。 

ギアチェンジ

ギアチェンジ操作の多いシーンでも快適に走行できるよう、シフトドラムストッパースプリングの荷重調整とシフトドラムセンターの形状を変更。これによりチェンジペダルの操作荷重を低減し、ギアチェンジの操作フィーリングを向上させている。 

フレームワーク

目指したのは、さまざまなシーンで気持ちよく走りを楽しめるシャシー性能。フレームは、軽さと強靭さを併せ持つ鋼管ダイヤモンドタイプ。安定感のある走りを実現する一方、鋼管の適度にしなる特性は、ギャップをいなし、路面変化をレスポンス良くライダーに伝え、ハンドル操作に軽快感をもたらす。 

サスペンション

フロントはフレームとの剛性バランスを最適化したインナーチューブ径φ41mmのテレスコピックタイプ。新たにプリロード調整機構を追加し、ブルーアルマイト処理を施したフォークキャップを装備している。リアはプリロード調整機構を備えたHonda独創のプロリンクを採用し、脚まわりの軽量化とマス集中化に寄与している。 
ポジション

オフロードモデルゆずりの目線の高さと、前後一体型シートによる自由度の高いライディングポジション。市街地での軽快感のある走りや、長旅を悠々と堪能できる快適な乗り心地など、さまざまなシーンへの適応性とともに、シート高を795mm※とし、良好な足つき性も追求している。 

エアマネージメント

より軽快かつ快適なライディングのために。良好な風防効果が得られるよう、高さを2段階調節できる機能を持たせたウインドスクリーンは大型化を図るとともにダクトを設定。フロントフェイス前側の風圧を下げつつ、車体のリフトを抑制することで軽快感のあるハンドリングに寄与するとともに、走行中の整流効果を追求している。 

ブレーキ

ブレーキは、フロントにφ320mm、リアはφ240mmのウェーブディスクを採用。さらに、ブレーキのかけ過ぎや急な路面変化によるタイヤのロックを回避し、車体コントロール性と制動性能の維持をサポートするABS(アンチロック・ブレーキ・システム)もタイプ設定している。

※ABSはライダーのブレーキ操作を補助するシステムです。ABSがない車両と同様に、コーナー等の手前では十分な減速が必要であり、無理な運転までは対応できません。ABS作動時は、キックバック(揺り戻し)によってシステム作動を知らせます。





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