このザクセンリンクは、1周3.671kmと現在のGPの中では最も短いコースで、右4、左10のコーナーからなっています。
レースは30周と周回数は多いのですが、レース距離は110.1kmと最も短くなっています。
1周の平均速度は162km/hと中低速コースに入りますが、前半がテクニカルな中低速コーナーの連続で、後半が中高速コーナーという組み合わせです。
アップダウンが多く、抜き所はあまりありません。特に1コーナーから6コーナーまでは非常にタイトコーナーの連続です。
タイヤ
ここは回り込んだコーナーが多いのと、左コーナーが多いので、タイヤの左側の耐久性が非常に厳しいコースです。
ここは回り込んだコーナーが多いのと、左コーナーが多いので、タイヤの左側の耐久性が非常に厳しいコースです。
また荷重の掛かる中高速コーナーによって、タイヤの発熱も高いので、熱によるグリップダウンも大きくなります。
その状況の中でエッジグリップとトラクションと耐久性、さらに旋回性が重要です。今回投入のスペックは、フロントはここで初となる左右非対称コンパウンドを投入します。
ザクセンリンクでは平均速度は少し低いものの、コーナーの占める割合は大きいという特徴があります。
リアはシビアな左側にソフト、ミディアムとハードのコンパウンドを使用し、右側には全スペックにエキストラソフトを採用した、
左右非対称のコンパウンドです。
またウェットタイヤはフロント、リア共にメインはソフトスペックで、オプションでハードも選択できます。