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MotoGPで勝つための戦略、裏事情をHRC中本氏が明かす ...
car.watch.impress.co.jp/docs/news/20150605_705625.html
2015/06/05 - 6月4日、製造業向けのソフトウェア「3Dエクスペリエンス・プラットフォーム」を提供するダッソー・システムズの年次イベント「3DEXPERIENCE FORUM Japan 2015」で、MotoGP世界選手権などに参戦する本田技研工業のワークスチーム「 ...勝つのに必要なのは「強いライダーと強いマシン、よいチーム運営」
中本氏は、そのMotoGPにおいて勝ち続ける「強いチーム」に必要な要素として、「強いライダー」「強いマシン」、そして「よいレース運営」の3つを挙げ、「これらがすべてそろわないとチャンピオンは獲れない」と語った。
まず「強いライダー」をどのようにして獲得
2年連続チャンピオンのマルク・マルケス選手を例に、当時の125ccクラス(現Moto3クラス)のチャンピオンを彼が獲得した瞬間に「青田買いのように」契約
契約金は、日本国内のスポーツ選手で最も高額とされる読売巨人軍の阿部慎之助選手を引き合いに、「(彼の年俸が6億円という前提で)マルケス選手はその3倍くらい
18億ということ?
最適なツールでPDCAサイクルを高速に回す
「作図」の部分ではダッソー・システムズのソフトウェアでパーツの設計、強度・剛性計算などを行っており、設計の効率化を図っているという。
具体的には、車体(フレーム)に関してはジオメトリーを変えることはあまりないが、
剛性は「どちらかというと落とす方向」(中本氏)。
特に水平方向の剛性(横剛性?)は年々明らかに低下させており、
垂直方向の剛性とねじれ剛性もほとんど変えないか、ごくわずかに落とす傾向にある。
シフトチェンジ時のロスを極限まで削減するシームレスミッション、
2足歩行ロボットASIMOの技術を転用したジャイロセンサーをはじめとする30個以上のセンサー、車速とコーナリングGから導き出されるタイヤのグリップ限界値ギリギリにエンジントルクを合わせる制御プログラム
「一番重要なのはネバーギブアップ」
3つ目の「よいチーム運営」においては、優秀なスタッフの存在を第1に挙げ、「経験豊富な人をいかに集めるかが勝負」だとする。とりわけ2010年からHRCに加わり、Repsol Honda Teamの代表としてチーム運営や広報などを担当するイタリア人のリビオ・スッポ氏は、ヨーロッパの文化を知悉している
3本の矢がいかに素晴らしいかはわかったらから、
可及的速やかに今年のRC213Vで勝つことを考えてく
ださいよ。
その4番目のそれを考える人が重要でしょ?
また、現状を分析して方向性を進言できる参謀役はいますか?