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Channel: アドリア海のフラノ -SINCE 2006-
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カワサキMotoGP復活への道?

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カワサキのシャツを着た二人のメカニックがマシンを準備していた。
 
 
 
 
 
1. Bradley Smith (GB), Yamaha, 1:42,108 min
2. Maverick Viñales (E), Suzuki, +0,051 sec
3. Aleix Espargaró (E), Suzuki, +0,109

4. Marc Márquez (E), Honda, +0,179
5. Yonny Hernandez (COL), Ducati, +0,314
6. Dani Pedrosa (E), Honda, +0,368
7. Jack Miller (AUS), Honda, +0,494
8. Pol Espargaró (E), Yamaha, +0,655
9. Stefan Bradl (D), Yamaha, +0,729
10. Cal Crutchlow (GB), Honda, +0,839
11. Nicky Hayden (USA), Honda, +0,931
12. Scott Redding (GB), Honda, + 1,116
13. Danilo Petrucci (I), Ducati, +1,125
14. Alvaró Bautista (E), Aprilia, +1,201
15. Mike di Meglio (F), Ducati, +2,036
16. Loris Baz (F), Yamaha, +2,231
17. Eugene Laverty (IRL), Honda, +2,499
18. Marco Melandri (I), Aprilia, + 3,089
 
 
Dominique Aegerter Kawasaki Akira Technology
 1:45,5 min+ 3,1 sec
 
先日のMotoGP公式テストカタルーニュアに登場した
カワサキ・アキラテクノロジー。
ミシュランタイヤを履いてトップから3.1秒は
悪くないと思う。
電子制御もはそんなに高度なものではないと思う。
 
今回は現役のMotoGPバイクと比較/並走することで、
ポテンシャルを確認する意味合いがあったと思う。
 
また、MotoGP公式テストへの参加が非公式に許され
たことは、なんらかの申し合わせ(コンセンサス)がされ
ていたと考えるべきでは?
今後なんらの進展があるのではないか?
 
 
今回のテストは1月にテストしたバイクの
シャーシとエンジンを改良したものだそうだ。
前回はちぐはぐなスタイルだったが、
今回は良くまとまっていると思う。
 
 
このシャーシだけど、
どこで開発したものだろう?
アキラテクノロージーはエンジンチューニングを専門とする
会社なのでシャーシを開発する能力はない。
それではどこが?
カレックス?、FTR?、シューター、スピードアップ?
Moto2で活躍するシャーシと比べて見たが、
どうも違う。
 
一番似ていたのが、
カワサキZX10Rスーパーバイクレーサースイングアームの
造形が似ていた。
ということは、
このバイクのシャーシは明石で開発・製造されたものなのか?
そう推測している。
 
 
アキラテクノロジーが開発したと言われている、
ZX10R4気筒エンジンを改良した
コイルスプリングバルブ機構をニウマチックバルブ機構
に置き換えたエンジン。
ノーマルエンジンとはかなり違うことがわかる。
ニウマチックバルブ機構とは、
コイルスプリングの代わりに圧縮エアを利用してバルブを
開閉する機構のことだそうだ。
カム山でバルブが開き、
圧縮エアの力ですぐに閉じる。
 
 
スプリングというメカ的な要因が排除されるため、
バルブが正確に開閉されれ、
バルブジャンプを起こさないので、
より高回転まで回すことが可能になる。
耐久性も向上するそうだ。
 
 
もしかしたら、
カワサキファクトリーレーサーZX-RRの技術を
利用したものなのかもしれない。
 
 
ホンダは昨年まで出走させていたRCV100-Rは、
コイルスプリングバルブ機構だった。
レギュレーションに認められる12機(1人)までの
エンジンをすべて消化した。
市販レーサーとして、
バイク2台とスペアエンジン5台付きで
100万ユーロで販売されたらしいが、
エンジンはそれでは足りなかったということになる。
 
ホンダファクトリーRC213Vは5機までしか
使用できない。
今シーズンプライベーターには、ニウマチックバルブ機構を
搭載したRC213V-Sオープンクラスバイクを支給している。
シームレストランスミッションはなし。
オープンクラス用ECUソフトウエアを使用する。
 
このアキラテクノロジーのプロトタイプレーサーだが、
もしかしたら、カワサキファクトリーエンジン
を搭載しているのかも?
いや、そうあってたほしいものだ。
 
今後の展開に大いに期待しているよ!
 
 
 
Ps,
ちなみに、デスモ機構も高回転まで回せるが、
耐久性は少し劣る。
2013年シーズン1回も表彰台に上がれたなった
原因の1つにエンジンの耐久性の問題があり、
パワーを回転を絞っていたという噂がある。
 
昨年はオープンクラスと同様の優遇処置により
リミットいっぱいの12機のエンジンを使用した。
今年も12機まで認められている。
2016年、ホンダ、ヤマハと同様5機のエンジン
に制限されたら、
かなり苦しいことになるかも?
そういうこともあり優遇処置の延長を主張している
ようだ。
スズキ、アプリリアと同様に9機くらいまで?
 
それが退けられたら、
いよいよデスモと決別か?
それはあまり考えたくない未来だ。
 
しかし、ニウマチックバルブ機構なんて、
どう考えてもオートバイに搭載されることがない
技術なのに、
それが認められていることのほうがおかしいとも思う。
それとも、近い将来オートバイに搭載されるのか?
 
それよりも電動バイクまたはハイブリッドバイク
のほうが先ではないだろうか?
 
無限シンデンは今年もマン島TTレースで勝利した。
そろそろグランプリも、
そういったことに取り組む時期だと思うね。
 
 

McGuinness and Mugen dominate 2015 SES TT Zero ...

www.gizmag.com/isle-of-man-tt-zero...2015/37987/このページを訳す
6 日前 - John McGuinness dominated the 2015 TT Zero Challenge. Image Gallery (18 images). Team Mugen reaffirmed its electric class authority at the 2015 Isle of Man TT Races with the same two-rider team that monopolized last ...
 
 
 
 
 
 
 
 

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