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Channel: アドリア海のフラノ -SINCE 2006-
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NINJA 250SL 250ccクラスに思わぬ伏兵現る!?

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もしかしたら、スズキグース350の不満を解消
してくれるかもしれない。
 
グース350を高回転まで回そうとすると強烈な振動に
耐えられない。
以前のことだ。
奥多摩湖畔に向かう途中、
後続のツーリングバイクの編隊をグースの加速力で一気に
引き離した。
しかし、最後の奥多摩大麦代トンネル手前でハイパーモタード
に抜かれてしまった。
それは高回転まで回せなかったからだ。
正直いって悔しかった。
しかし、タイヤは前後とも10年落のバイアスでグリップが
頼りない。
トンネル手前の緩いカーブで限界を越えそうだった。
 
トンネルの中で正気を取り戻した私はスピードを緩めていた。
ハアーっと
ため息をついてしまった。
その瞬間、カタナにも抜かれてしまった。
 
そのままハイパーモタードを追いかけていたら、
トンネルの出口のカーブで限界を超えて転倒していたただろう。
それでよかったんだ。
 
そのとき全化学合成オイル(モチュールVRグレード)を入れて、
驚くほど吹け上がりが鋭かった。
しかし、全域で振動が増えて7,000rpm以上では強烈な
バイブレーションに耐えられなかった。
そういうこともありトンネルバトルの後、
常用域で振動がマイルドになる半化学合成オイル
(エルフVSグレード)戻した。
それでも高回転はNG。
 
 *このバトル記事はフィクションです。
 
カムを交換しているとはいえ、
オフロードバイクエンジンベースではそこが限界だった?
いま思えば、7000rpm付近でシフトアップしていけば
よかったのか???
でもその途端に突進しなくなるかも?
それができるのは600ccの排気量が必要だったと思う。
ヤマハSRX660なら可能だろう。
 
  
しかし、グース350はタイトコーナーからの脱出スピードが
鋭かった。切り返しは俊敏で切れ味鋭い。
最後はIRC RX001R(バイアスハイグリップ)をフロント
履いていたこともある。
 
その前に走らせていた、
1000cc4気筒バイクの重さとダルな切り替えしの悪さが
我慢ならなかった。
 
グースにジェベルのDOHCシングルエンジンが搭載された
モデルが発売されていたら、
いや、RMX250Sのシングル2サイクルエンジンだったら、
そう考えずにはいられない。
 
そのもう少しを
Ninja250SLが解消してくれるかもしれない。
いよいよ国内販売が開始される。
バランサーシャフト付なので高回転までまわせるようだ。
 
絶対的はスピードは1000cc4気筒バイクが速い。
これは間違いない。
しかし、いつものワインディングを走らせて楽しいと思うのは、
小排気量スポーツバイクだと思う。
 
Ninja250SL、
わたしならリアサスのイニシャルを少し緩めて、
前後のピッチングモーションを作りだし、
切り替えしを鋭くしたい。
ロードはスピードレンジが低いので、
そのほうがワインディングでは走りやすくなるはずだ。
 
サーキットではバネレートを落とし、
イニシャルプリを強く締めこむことが、
いまのスーパーバイクの傾向だそうだ。
当然、ロードでは走りにくくなる。
イニシャルを緩めるとバネレートが低いので
やっぱり走りにくい。
バネレートを上げてイニシャルプリを弱めるのが
良いそうだ。
 
バイカーズステーションではそう力説してる。
わたもその考えに同感だ。
 
  

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