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パイプトレリスフレームにぐっと来ます。
是非販売していただきたい。
MV Agustaそっくりじゃないか?
たしかにそうみえる。
しかし、ホンダがこのフレームワークを実現した
ことには訳があると思う。
あのRC30の開発を指揮して、
マイル・ドゥーハンをチャンピオンに導いた
NSR500のシャーシを設計した
元ホンダのエンジニアHさん。
彼が1900年代に思考していたのが、
パイプトラスとピポットプレートを接合した
フレームワークだった。
その後F4のフレームを見た(知らなかった)彼は、
世界には同じことを考えるエンジニア(タンブリーニ)
がいるものだ。
とそう感嘆したそうだ。
実はRC30に続くRC45は、
パイプトラスフレームと電子制御噴射装置
のアイテムで開発が進められたいた。
しかし、パイプトラスの案は閣下され、
そのことにこだわるHさんは、
RC45プロジェクトから外されてしまった。
もし、RC45がトラスフレームで生まれて
いたら、DUCATI 916/996と互角以上の
走りを実現できたかもしれない。
NSR500のシャーシを設計したHさんのことだ。
ドゥーハンが好むようなコーナリングに優れたRC45に
なっていたかもしれない。
その後、ホンダ50年年記念車としてRC45の後継
スーパーバイクの登場が噂されていた。
それがトラスパイプフレームバイクだったかも?
そのことが後日談として、
バイカーズステーションの紙上で語られた。
Hさんが思考していたフレームワークが
詳しく紹介されていた。
そのため、このSFA150には、
Hさんの想いを形にした後輩エンジニア
の心意気というか、ホンダイズムが継承されている。
私はそう思うね。
そこを評価したい。
来週、東京モーターサイクルショーが開催されるが、
このSFA150を是非間近でみたいものだ。
市販されることを期待しています!