オートバイ、
いや、いまのモーターサイクルにもフェラーリ488ような
優雅さがほしいものだね。
以前、Ducati 996Rとbimota SB6を走らせてい
たとき、街中で視線を感じたものだ。
そのスタイルとエキゾーストノート、
そして圧倒的な存在感が人々の視線を釘付けにするのだろう。
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私は996Rのことが好きだった。
黒のカーボンフェアリングの上にイタリアンレッド
が塗られていたのだが、
それがなんともいえぬ、色濃いたたずまいを醸し出していた。
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そして998マトリックス。
ドゥカティは1098以降、
一般ライダーへの敷居を低くして乗りやすくすること、
コスト削減を推進した。
それで「なにか」を無くしてしまったようだ。
そういう羨望の目で見られる、
「なにか」がなくてはフェラーリにはなれない。
そう思うね。
しかし、大きく違うのは、
フェラーリはセレブリティが所有するものだが、
プレミアムモーターサイクルは、
それを愛する選ばれしライダーのものだ。
こいつはどうだろうか?
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