奥多摩オートバイ物語 「GSX-RとFZ400R」
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ずいぶん長い間オートバイを走らせてきた。
すでに齢は50歳代半ば。
すでに齢は50歳代半ば。
その間、気になっていても、
ご縁がなかったバイクは数多い。
ご縁がなかったバイクは数多い。
それは同じようなスペックのバイクの2車選択だったり、
大型自動二輪免許の壁があり、
最初から選択から外れたもの。
など様々だ。
今回はヤマハFZ400Rのことを考えてみたいと思う。
そう思うわけは、この1台はバランスに優れていた一台
だからだ。
そう思うわけは、この1台はバランスに優れていた一台
だからだ。
最初の出会いは、
友人が所有していたFZ400Rだった。
当時のレーシングバイクのようなスタイリング、
水冷4バルブ4気筒エンジンを搭載していた。
そのライバルは、
北海道ツーリングに連れて行ったくれた
スズキGSX-R(400)だった。
ガンマ250ではじめて採用されたアルミフレーム、
水冷4気筒4バルブエンジン、4ポットブレーキキャリー、
フルフローター式モノサス、
そして耐久レーサーを彷彿とさせるカウリング。
1984年当時の最先端オートバイだった。
これの装備を超えるオートバイは無かったと思う。
ガンマ250ではじめて採用されたアルミフレーム、
水冷4気筒4バルブエンジン、4ポットブレーキキャリー、
フルフローター式モノサス、
そして耐久レーサーを彷彿とさせるカウリング。
1984年当時の最先端オートバイだった。
これの装備を超えるオートバイは無かったと思う。
それに対してFZ400R。
GSX-Rの後の出たのにスチールパイプフレーム、
2ポットフロントブレーキキャリパー、
スタイリングは最高だったがパフォーマンスが劣っ
ていたように思ったいた。
悪い言い方をすれば、
侮っていた。
それは大きな間違いだった。
ところが、
GSX-Rを走らせてみると、
ビギナーの私には難しかった。
最大の問題はコーナリングが怖かったこと。
夏の北海度ツーリングの前に、
予行演習として全員で山梨方面にツーリング
に出かけたのだが、
コーナーのど真ん中でブレーキをけけて
友人を激怒させていた。
夏の北海度ツーリングの前に、
予行演習として全員で山梨方面にツーリング
に出かけたのだが、
コーナーのど真ん中でブレーキをけけて
友人を激怒させていた。
「危ない」から
もっと手前でブレーキをおわらせろよ。
しかし、そう言われて無理なものは無理だった。
中途半端なスピードでは、
タイヤのグリップ感が薄かったからだと思う。
中途半端なスピードでは、
タイヤのグリップ感が薄かったからだと思う。
怖くてブレーキをかけたくなる。
いや、GSX-Rは初心者が走らせるバイクでは
なかったに違いない。
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最近、購入した永遠のレプリカNo.3が
FZRとGSX-Rの特集なんだが、
その中でK16氏は、GSX-Rは
飛ばしているときはいいのだが、
中途半端なスピードではリアサスの動き悪く
すっころんでしまう可能性ある。
とあった。
飛ばしているときはいいのだが、
中途半端なスピードではリアサスの動き悪く
すっころんでしまう可能性ある。
とあった。
やっぱりそうだったのか?
私の感じていた恐怖感には、
そんな秘密が隠されていたのか??
北海道ツーリングに出かけたとき、
誤ってリアブレーキを強く踏んだたとき、
バイクが10m以上スネークしたことがある。
リアサスが戻らなかったからか?
誤ってリアブレーキを強く踏んだたとき、
バイクが10m以上スネークしたことがある。
リアサスが戻らなかったからか?
その後ガンマ400登場時にフルフローターサスは
改良されたそうだ。
改良されたそうだ。
当時、最高のテクノロジーを投入したGSX-Rだったが、
まだまだ熟成が足りなかったようだ。
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そう思えるのは、
2000年頃に3型GSX-R400
2000年頃に3型GSX-R400
(アルミツイスパー・フレーム)を購入して走らせたからだ。
初代GSX-Rが出て、
わずか3年しか経過していないのに3型GSX-Rは素晴らしい
バイクだった。
まるで「bimota DB1」を彷彿とさせるような
スタイリングだった。
こいつにガンマ400のエンジンが搭載されていたら、
そう思わずにはいられなかった。
初代GSX-Rが出て、
わずか3年しか経過していないのに3型GSX-Rは素晴らしい
バイクだった。
まるで「bimota DB1」を彷彿とさせるような
スタイリングだった。
こいつにガンマ400のエンジンが搭載されていたら、
そう思わずにはいられなかった。
そういうこともあり、
当初は侮っていた?
FZ400Rのことがずっと気になっていた。
FZだったら、
怖い思いをしなかったかもしれない。
しかし、レプリカの代替わりは早い。
すぐにアルミツインスパー・フレームのFZR400が登場した。
しかし、そのスタイリングは好きになれなかった。
そして最近は、
バランスに優れたバイク、
とくにパイプフレームバイクが好きになった。
フレームが適度にねじれることでコーナリングを助けてくれる、
荒れた、濡れた路面でも走りやすい。
長年オートバイを走らせることで、
その思考はまるで違うもの逆転した。
その思考はまるで違うもの逆転した。
ロードバイクに200psなんて馬鹿げたパワーは
必要としない。
とくに、
最近流行りの「アルミ鋳造フレーム」は好きに
なれない。
そして、最近、購入した永遠のレプリカNo.3で
FZ400Rはバランスの優れた
オートバイとして紹介されていた。
あのとき、
GSX-Rではなく、
FZ400Rを選んでいたら、
私のバイクライフは変わっていたかもしれない?
GSX-Rではなく、
FZ400Rを選んでいたら、
私のバイクライフは変わっていたかもしれない?
いや、違うだろう。
私はまだ20代前半でパフォーマンス至上主義
にとり憑かれていた。
パイプフレームバイクは眼中になかった。
FZを走らせる友人もアルミフレームの
GSX-Rのほうがいいに違いない
と話していた。
そのとき私は、GSXーRは難しいと思っていたので、
FZのほうがいいよと
感想を述べると、
それは違うと相手にしてくれなかった。
実際友人は仲間内では、
かなり速いやつ(きれたやつ)だったので、
俺が乗れば違う。
と暗にいいたかったのだろう。
いまでいえば、
新型YZF-R1に乗れば、
俺はもっと速く走れるに違いない。
そうという幻想を持ってしまうことかもしれない。
冷静になった考えれば、
素人ライダーに200psを出すバイクが扱える
はずがない。
夏は放熱で耐えられないよ。
R25からはじめなさい。
私もご縁があれば所有しいものだ。
私もご縁があれば所有しいものだ。
さて、「あまちゃん」のように
人生を何度も逆回転することはできない。
FZは素晴らしいオートバイだった。
そう思うことにして、
新たな1台を探すことにしよう。
人生を何度も逆回転することはできない。
FZは素晴らしいオートバイだった。
そう思うことにして、
新たな1台を探すことにしよう。
ではでは//