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Channel: アドリア海のフラノ -SINCE 2006-
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ホンダ 400X ABS 試乗インプレッション

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お馴染みのモトベーシックさん公開のビデオを紹介する。
 
 
公開日: 2013/07/30
新開発の水冷4ストローク4バルブDOHC並列2気筒エンジンを登載したホンダの40 ­0ccスポーツモデル「CBR400R」「CB400F」「400X」。発売されたば ­かりなのでこのシリーズに注目している方も多いのではないでしょうか。
 
今回は、その中 ­で最もツーリング志向のモデル、400X ABSに試乗したので早速レビューをお届けします。

搭載された新開発エンジンは海外では既に500cc版がデビューしていますが、日本版 ­は国内専用にストロークを短縮、排気量399ccにリニューアルされています。
 
ただし ­、もともと399ccという排気量を想定して開発されたエンジンだけに、海外向けエン ­ジンの排気量を単純に縮小したものとは「出来が違う」という印象。アイドリング付近の ­極低回転域から「エンストとは無縁」と言わんばかりの豊かなトルクを発生し、扱い易く ­レスポンスに優れる中回転域と、爽快に吹け上がる高回転域を兼ね備えるこのパワーユニ ­ットは、想像を超えるフレキシビリティとスポーツ性を持っています。

「パラツイン、しかも海外向けエンジンをディチューンしたのか...」と、もしかした ­らこのエンジンを侮っている方もいらっしゃるかもしれませんが、それは試乗してから判 ­断した方が良いかもしれません。
 
実は私も、海外版と比較するとストロークが短縮されて ­いるということで、低速トルクや扱いやすさの面でちょっと心配していたのですが、それ ­は全くの杞憂でした。実際のところはわかりませんが、「このボアXストロークがオリジ ­ナルなのでは」と思えるほど、実に良いエンジンでした。

なお、3兄弟車のなかでこの400Xだけはトラス構造のシートレールや2リットル増量 ­された燃料タンクを持ち、タンデムや荷物満載のロングツーリングを重視した設計となっ ­ていますが、エンジンと基本的な車体構成は共通ですから、乗り味などはCBR400R ­、CB400Fを検討している方にも参考にしていただけると思います。
 
 
 

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