お馴染みのモトベーシックさん公開のビデオを紹介する。
公開日: 2013/07/30
新開発の水冷4ストローク4バルブDOHC並列2気筒エンジンを登載したホンダの40 0ccスポーツモデル「CBR400R」「CB400F」「400X」。発売されたば かりなのでこのシリーズに注目している方も多いのではないでしょうか。
今回は、その中 で最もツーリング志向のモデル、400X ABSに試乗したので早速レビューをお届けします。
搭載された新開発エンジンは海外では既に500cc版がデビューしていますが、日本版 は国内専用にストロークを短縮、排気量399ccにリニューアルされています。
搭載された新開発エンジンは海外では既に500cc版がデビューしていますが、日本版 は国内専用にストロークを短縮、排気量399ccにリニューアルされています。
ただし 、もともと399ccという排気量を想定して開発されたエンジンだけに、海外向けエン ジンの排気量を単純に縮小したものとは「出来が違う」という印象。アイドリング付近の 極低回転域から「エンストとは無縁」と言わんばかりの豊かなトルクを発生し、扱い易く レスポンスに優れる中回転域と、爽快に吹け上がる高回転域を兼ね備えるこのパワーユニ ットは、想像を超えるフレキシビリティとスポーツ性を持っています。
「パラツイン、しかも海外向けエンジンをディチューンしたのか...」と、もしかした らこのエンジンを侮っている方もいらっしゃるかもしれませんが、それは試乗してから判 断した方が良いかもしれません。
「パラツイン、しかも海外向けエンジンをディチューンしたのか...」と、もしかした らこのエンジンを侮っている方もいらっしゃるかもしれませんが、それは試乗してから判 断した方が良いかもしれません。
実は私も、海外版と比較するとストロークが短縮されて いるということで、低速トルクや扱いやすさの面でちょっと心配していたのですが、それ は全くの杞憂でした。実際のところはわかりませんが、「このボアXストロークがオリジ ナルなのでは」と思えるほど、実に良いエンジンでした。
なお、3兄弟車のなかでこの400Xだけはトラス構造のシートレールや2リットル増量 された燃料タンクを持ち、タンデムや荷物満載のロングツーリングを重視した設計となっ ていますが、エンジンと基本的な車体構成は共通ですから、乗り味などはCBR400R 、CB400Fを検討している方にも参考にしていただけると思います。
なお、3兄弟車のなかでこの400Xだけはトラス構造のシートレールや2リットル増量 された燃料タンクを持ち、タンデムや荷物満載のロングツーリングを重視した設計となっ ていますが、エンジンと基本的な車体構成は共通ですから、乗り味などはCBR400R 、CB400Fを検討している方にも参考にしていただけると思います。