BMWMotorradのの90年を祝う -
コンコルソ・Eleganze(エレガント?)ヴィラ・デステ
手付かずの自然環境の中、
BMWMotorradのはその歴史気的なデルの振り返ることによって、
90周年のお祝いをキックオフした。
参加者に新しいBMW R90Sを観られるラッキーな機会を提供。
エドガー・ハインリッヒ、
BMWオートバイ・デザインスタジオのヘッドが
短いインタビューを行った。
この短いビデオで私たちに新しいバイク発表しで
設計チームの誇りと洞察を提供します。
やはり、このデザインのまま市販されるのかな?
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デザイン・モチューフとなったのはBMW R90S・SBK。
1976年 AMAスーパーバイク・チャンピオンとなったバイクだ。
カワサキなどの1000cc4気筒バイクを破ったマシンだった。
4気筒バイクは、フロントタイヤにスリックを履くとフレームが負けて
まっすぐ走れない。
そこで前後にスリックタイヤを履いて限界までチューニングした
ボクサーツインをシーリー風のフレーム(&モノサス)に搭載した。
このフレーム改造は認められていた。
翌年は、たしかロードバイクと違うモノサスは禁止されて
2本サスに戻された。
そういう有効な改造のおかげで、BMW R90S・SBKは、
ストレートでは4気筒バイクに抜かれても、
その後、軽々とコーナーのインを刺すマシンだったそうだ。
4気筒バイクを尻目に快走した。
このBMW90周年コンセプトバイクは、
このデイトナオレンジに塗られたR90Sへのオマージュともいえる
作品だと思う。
このバイクは北米のデザイン事務所と工房で
製作されたようだ。
デザインのキーとなっているのは、
BMWR90/6など採用されていた大きなガソリンタンクにあると思う。
もっと、さかのぼれば1950年代にグランプリに出場していた
BMW レンシュポルト(RS500)にある。
精工なカムギアトレーン・バルブ駆動のDOHCエンジンと機械式
インジェクションを搭載していた。
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それを現在のR1200RをベースにしてR90S(RS500)風にしたのが、
90周年コンセプトバイクといえるだろう。
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BMW レンシュポルト(RS500)
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