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1950ccのVツインを搭載したヘスケス24。
1975年、ジェームス・ハントともにF1を転戦したマシンが
モチーフだ。
もはや1000ccなんて、
どこにでもあるバイクだ。
ならばその上を行く排気量で勝負だ。
Vツインエンジンフォーマットは、
英国モーターサイクルの十八番だった。
マン島TTレースを戦った500ccバイクを
Vツインとすることで、史上最高のモーターサイクルを作り出す、
それがブラフシューペリア、ヴィンセント、ヘスケスへと受け継がれた。
その一方、高回転・高出力4気筒エンジンでマン島TTレースに
挑んだのがイタリアのジレラ、MV Agusta、MotoGuzziだった。
東洋の日本メーカー世界の強豪に挑む前の話だ。