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Channel: アドリア海のフラノ -SINCE 2006-
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夏の7  bimota YB7通信

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久々にYB7を走らせた。
すでに夏。

例によって奥多摩まで出掛けた。
青梅の街中を通り過ぎるとワインディングロードの入口だ。
信号は少なくなるので4速または5速ギアで7走らせていれば、
一定のペースを維持したクルージンングが可能だ。

また、エアインテークがタンクカバーの真上にあるため、
すこし回転を上げてやればエキサインティングな
サウンドを堪能できる。
これはYB7だけの楽しみなんだ。

例によって車載カメラで動画を撮影してみた。
デジカメの解像度を640×480に設定して撮影してみたら、
まあまあの画質で撮れていた。
しかし、このままではブレが激しいので、
You Tube上でブレ補正(スタビライザー)と画質補正
を行ってる。
 
さて、前回まで懸案だった、
エンジンストップする件だが、
やはり燃料タンクのブリーザーが効いてなかったようだ。
穴空きのタンクキャップと交換することで、
その現象は再発しなかった。
解決してよかった。

もう1つ、
この日は30℃を超える暑い日だったが、
水温計の針はおおむね白い帯の真ん中を指していた。
青梅の街中で2/3まで上がったが、
走りだすとすぐに真ん中に戻った。
電動ファンは一度も回らなかったかも?
 
7は水温が上がりやすいと噂されていたので、
バイク購入時に充分な水上昇対策を行った効果のようだ。
それはラジエータ添加剤(モクール)とエンジンのフリクション
を減らす意味でエンジンオイル(RBモチュール)に
4ストゾイルを添加している。
 
過度の水温上昇が無いので、
バイクはヒートしない。
熱風も上がってこない。
おそらくエンジンオイルも長持ちするはずだ。

昔、何台か所有したことがある400cc4気筒バイク
(GSX-R400、ZXR-400、etc)は、
この時期になるとすぐに電動ファンが回りだしていたので、
その違いに驚いている。

次はエンジンフィーリングのチューニングを考えている。
スロットルをワイドオープン/クローズ、ハーフスロットルを繰り返すと、
吹けあがりがデジタルチックなときがある。
反応が悪いときがある。

もしかしたら、
ミクニBDSTキャブの負圧ピストンの動きが悪いのかもしれない。
FZR400と比べると7のエアインテークが短いので、
それが影響しているかもしれない。
もう1回走らせて現象を確認したい。
奥多摩までのクルージングは問題なし。
 
すでに絶滅してしまった
400cc/4気筒レプリカバイク。
1980年代に一世を風靡したオートバイたちだった。
いまの時代にそれを走らせるのは、
bimota YB7が好きだからという点が大きい。

7にしかない世界があある。
軽量でハンドリングに優れているからだ。
この7は結構速い。
すべてが私の手の中にある。
 
そして各部の作りの良さ。
ハンドメードアルミツインスパーフレーム、FRPカウリング、
アミ削りだしパーツを満載している、
7は「ピッコロ・イタリアーナ」と呼ばれた宝石なんだ。
 
 
 
 
 
 
 
 

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